アスベスト、ホルムアルデヒトといった物質をはじめ、建材にはこれまでさまざまな有害物質が用いられてきました。日本では公害が問題視されはじめた1960年頃からさまざまな規制が進み、現在では空気もきれいになり、各種建材に使われていた有害物質も規制され、代替品が使われるようになったため、安全化が進んでいます。
あまり知られていないことなのですが、2液型のウレタン防水材には特定化学物質が使われており、このうち硬化剤に含まれているMOKAという物質には発がん性物質が含まれています。2016年のちょうど今頃、以前、このMOKAを取り扱っていた工場に10年前後勤務していた従業員4人がガンを発症したとしてニュースになりました。
昨年、発売された日本ペイントのウレタン防水材「パーフェクトプルーフ」はMOKAを配合しないタイプに切り替えられました。また1歩、建築材料の安全性が確保されたということです。1社がこういった安全性に配慮する姿勢を見せれば、ライバル企業も必ず安全性に配慮した製品を登場させます。企業間の競争は価格や品質だけでなく、安全性にも良い影響を及ぼすのです。各建築建材のメーカーの皆様、安全に関する競争はどんどん繰り広げることを願います。
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