株式会社ダイフレックスが展開しているダイヤスーパーセランシリーズと言えば、とにかく耐用年数が長いことが特徴です。いずれもが耐用年数25年超という製品です。そのシリーズにこれまた長寿命の「スーパーセランフレックス」が加わりました。「フレックス」という名称の一部から分かるように塗膜の柔軟性を増した塗料です。
従来製品よりも塗膜は柔らかくなったが、微弾性塗料未満
スーパーセランフレックスは水性の2液型塗料で、メーカーでは期待耐用年数を24~26年としています。スーパーセランでも塗膜に柔軟性はあるのですが、メーカーでは窯業系サイディングやALCパネルなどの外壁の目地、シーリング材にも塗装されることを考えて、さらなる柔軟性が加えられました。その柔軟性はどれくらいかというと、メーカーのカタログには40%の伸長をした時の写真が掲載されていました。弾性塗料では20℃で120%以上の伸び率、微弾性塗料では50~100%の伸び率を求められますから、それ未満ということになります。
目地も耐用年数が長い塗料で塗りたいという方にお薦めです
弾性や柔軟性と低汚染は相反する性能で、柔らかい塗料は汚れが付きやすいものが大半でした。スーパーセランフレックスでは柔軟性樹脂の表面を低汚染性物質でコーティングすることにより、これを解決したのです。降雨で汚れを落とす親水性の塗料で、しかも高い透湿性を持っています。目地を塗ってもひび割れることなく、なおかつ耐用年数がとても長い塗料で外壁塗装したいという方にお薦めの塗料です。
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