「やっと手に入れた夢のマイホーム、しっかりとお手入れしてできる限り、長持ちさせるぞ」、お家は決して安いものではありません。苦労して手に入れた新築ならば、いつまでも綺麗を保ち続け、できるだけ長く住みたいと思う方がほとんどです。長く住もうとする限り、避けて通れないのがメンテナンスである外壁塗装です。新築から約10年を目安に塗り替えを検討すべきという意見が大半をしめますが、果たして本当なのでしょうか。
新築後、10年目が適しているとされる理由
「新築後、10年目が塗り替え時」とされる理由はまず、ちょうど住宅メーカーなどの保証が切れる時期だということです。『保証期間内は外壁の品質が担保されている』という考え方ですね。これは正しい考え方だと思います。この時期になると、建てた住宅メーカーの営業担当者がやってきて「外壁塗装の時期です。今、弊社で外壁塗装をお申し込みいただければ、保証期間を延長します。」などと営業をかけてきます。本当にそのお家と住宅メーカーの仕様がお気に入りならば、そのメーカーに頼むもいいでしょう。住宅メーカーですから、自社物件の良いところ、悪いところも知り尽くしています。ある意味、安心です。
新築後、7~8年で外壁塗装した方がよい理由
確かに新築から10年くらいまでは外壁塗装をせずとも、外壁がおかしくなることはありません。でも、ちょっと待ってください。窯業系サイディングの目地に充填されているシーリング材はどうでしょうか。環境や立地にもよりますが、7~8年程度でひび割れしたり、痩せてきたりしているケースもあります。外壁はどうでしょうか。サイディングの意匠性や模様をそのままに塗り替えたいという方はクリア塗装を選択することになると思います。このクリア塗装、シーラーなどを使った下塗りを行わず、いきなり仕上げで2回塗りを行うことがほとんどです。ある塗料メーカーではクリア塗装をする場合、新築から10年以内の塗り替えを勧めています。下塗りをしないので、外壁に傷みが出始めるとクリア塗装はできないのです。
ある住宅メーカーでは外装よりも内装にコストをかけた住宅の方が売れ行きがいいと言います。モデルハウスなどを見学すると、キッチンやお風呂などの設備は見た目ですぐに豪華さなどを判断できます。それに対して外壁などはさまざまなものがありますが、その仕上げに良い塗料が使われているのか、それともコストカットされているものが使われているのかは判断できません。モデルハウスは全て新品なのですから。現在、外壁材のほとんどは工場出荷時に塗装されています。その際に良い塗料が使われているのか、それともコストカットされているものが使われたのかは判断できないのです。コストカットされたものが使われていた場合、10年は持つでしょうが、その後の劣化スピードはどうなるか分かりません。クリア塗装をしたいという方や外壁にコストカットされた塗料が使われていた場合のことを考えれば、早めと思える築7~8年で外壁塗装を行うのが適切な場合もあるのです。
記事内に記載されている金額は2017年11月06日時点での費用となります。
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