慣用的な色名なのにその名前だけではどういった色か分からないものもたくさんあります。JIS(日本工業規格)の慣用色、和色名147色、外来色名122色、計269色の中から珍しいものをご紹介します。
今回は黄赤系です。
柑子色とは明るい黄赤のことでコウジミカンの実の色だそうです。ローシェンナは強い黄赤のことでイタリアトスカナ地方の土の色だそうです。
黄丹も強い黄赤で皇太子の礼服であることから禁色とされてきました。左上の写真は雛祭りのおびなの木細工です。代赭はくすんだ黄赤で中国山西省代州産の赭土だそうです。天然酸化鉄顔料として用いられているそうです。
柑子色は柑橘系の漢字が使われていることから何となく色の想像が出来ますが、代赭は赭土を知らなければ色の名前なのかどうかも分かりません。慣用色一つとっても色の世界は奥深いものです。こういった珍しい色を見ていくと、漢字の勉強にもなりますね。
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