外構工事では金属部材が使われることが多くあります。その材質が鋼製の場合には
防錆処理はされているものの、経年劣化により錆は発生してきます。
金属部材を大気中の汚れからいかに守るかが問題で、定期的かつ継続的な
手入れが必要です。埃・排気ガス・金属粉・塩分が付着したままにしておくと
腐蝕の原因になります。鉄部は2~3年毎にペンキ塗り、アルミやステンレス部材は
水洗いをしましょう。汚れは放置するとだんだんと取れにくくなります。
汚れがひどい場合は、シンナー系統の薬品で拭くと取れる場合もありますが
製品の仕上げによっては模様がとれる場合もありますので目立たない所で
テストする必要があります。
材質がアルミ、ステンレスの場合には鉄製よりも条件はいいですが劣化の進行
は緩やかながらもあります。鉄粉や塩分などの付着により、もらい錆びとなることも
あります。
ステンレスだからといって永久的に問題がないわけでもありません。
通常は”SUS304”と呼ばれるステンレスをつかいますが、品質にも
差が有り、”SUS430”と呼ばれるステンレスのように錆びるステンレス
もありますので安心できません。
基本的にすべてのメンテナンスの場合における共通事項ですが、早い目の処置は
時間もかからず、コストも安くなります。面倒くさいという理由で放置して、ひどくなってから
対処すると、取り替えざるを得なくなり、コストが高くつきます。
持ち主による定期的かつ継続的な掃除と点検が建物の寿命を大幅に長くします。
現実に生活する持ち主が掃除しながら異常を察知したらメンテナンス担当者と
相談すればいいのです。
感じた異常が大きな問題だったら、早く気ずいたことはプラスです。
大きな問題でなかったしても、メンテナンス担当者とコミュニケイションを
取る事になり決してマイナスにはなりません。関連する意見を聞くことが出来
新しい発見や他の問題点に気ずく可能性があります。
建物を長持ちさせるという強い意思があってこそ建物の異常に気ずく事ができるのです。
それとメンテナンスアドバイダーと常に近い距離にいる事がいざという時に相談できるので
いい関係を作っておくことが大事です。
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