お問い合わせをいただくお客様のほとんどの外壁は”窯業サイディング”という、いわゆる一般的な”サイディング”が多いです。現在の一戸建て住宅の70%の外壁材はこのサイディングが利用されています。サイディングの外壁でよく見られる劣化現象としてはサイディングボードのチョーキング現象(表面に白い粉が浮き出てくる現象)やコーキングの剥離や剥がれですが、あともうひとつあるのが『サイディングの浮き・反り』です。
大きな原因としては、劣化による防水性の低下が挙げられます。新築したての場合、塗装も耐久性が保たれ、サイディングボードもコーキングでしっかり隙間なく固定されているので大丈夫なのですが、これが劣化によりコーキングが割れてきてしまったり外壁表面の塗装が劣化することによりサイディング内部に雨水等の水分が侵入してきてしまいます。そうするとサイディングが水分を含んでしまいます。陽によって外側が乾くことにより中との歪みが生じて反ってしまうのです。
こういった反りは大抵ボードの端が浮きます。少しの反りであれば、外壁塗装の際にビスで吹き付けるなどして補強します。また、施工不良により釘が足りない、抜けかけている時も端にビス留めをすることで直ります。ですが、反りが大きすぎたり、下地が既に腐っている場合は無理にビスで留めたとしてもまた同じ症状が起きてしまいます。そうなった場合、ビス留めはできないのでサイディング自体の張替が必要になります。しかし、ここで問題になるのが、同じサイディング材がない可能性があります。現在サイディングの種類はたくさん存在しており、ましてや十数年経っている場合、同じモノがない可能性があります。張替を避けるためにも、少しでも浮きが出てきたら問い合わせしていただけたら最小限で抑えれるかと思いますのでご相談いただければと思います。
記事内に記載されている金額は2018年03月03日時点での費用となります。
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