このところの原油高、ガソリンスタンドの前を通るたびに「また高くなっている」と感じることもしばしばです。ご存知の通り、塗料の主原料は石油ですから、その価格の影響を大きく受けます。2月の初旬、国内最大手の日本ペイントが塗料やシンナーの価格を5漢10%、発送費の値上げを発表しました。それに引き続き、国内ナンバー2の関西ペイントも値上げを2月28日に発表しました。
工業用塗料で8~10%、シンナー類で10~12%の値上げ
関西ペイントは工業用塗料を8~10%値上げすると発表しています。工業用塗料ですから、戸建て住宅への影響は少ないと言えますが、シンナー類も10~12%値上げするそうです。シンナー類は溶剤系塗料の希釈に用いますから、一般的な戸建て住宅とも無縁ではありません。値上げは4月1日から納入分で、これから先、外壁塗装や屋根塗装を行う方はその影響を受ける可能性があります。
値上げの理由はアジア・海外市況が急騰しているだけでなく、塗料に色付けをする顔料の値上がりにもあるようです。チタン白が特に値上がりしており、需給も逼迫が続いていると言われています。チタン白は白い塗料に使われているだけでなく、発色を高めるために他の色の塗料にも使われています。
業界の1位と2位が値上げを決定したということは他のメーカーも追随してくるでしょう。アジアや海外の成長が続く限り、原油高も続きます。他のメーカーも我慢の限界なのではないでしょうか。まだ値上げをしていない他のメーカー塗料を使って外壁塗装や屋根塗装をしてしまうというのも生活の防衛手段としては有効でしょう。
記事内に記載されている金額は2018年03月01日時点での費用となります。
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