外壁塗装を行うにあたって考えるのが、塗料や外壁の色ではないでしょうか。
塗料には様々な種類があることを皆様ご存知ですか。
錆び止め塗料や防カビ塗料、遮熱塗料、低汚染塗料など、塗料には様々な機能をもった塗料が存在しますが、お住まいの立地や施主の希望によって塗料の選び方は変わってきます。
本日は、様々な種類のある塗料の中でも、弾性塗料についてご紹介したいと思います。
外壁中でも一番ひび割れを起こしやすい外壁材といえばモルタルです。
水とセメント、砂をそれぞれの割合で混ぜ合わせた素材で作られたモルタルは、丈夫なイメージがありますが、実は防水性がとても低いのです。
そのため、モルタル外壁には、塗装で表面に防水性を持たせることがとても重要になります。
そこでおすすめな塗料が、弾性塗料。
弾性塗料の塗膜の厚さは通常の塗料の約10倍近くの弾力性があります。
ゴムのように良く伸びる為、外壁下地にヒビが入ったとしても、塗膜が伸びる為、それをカバーしてくれます。
そのため、下地が割れても、外観にひび割れは出来ず、外壁の寿命も保てるのです。
最近主流の窯業系サイディング。
窯業系サイディングは防火性や遮音性が高く、またデザインも豊富なことから、人気を高めている外壁材ですが、素材自体には防水機能がありません。
そのため、窯業系サイディングにも、塗装で防水機能を持たすことが必要になってきます。
そこで、窯業系サイディングには、弾性塗料を使用しても良いのかと疑問に思う方もいるのではないでしょうか。
しかし実は、窯業系サイディングに弾性塗料の使用はお勧めできないのです。
サイディングには断熱性や防火性が高いため、弾性塗料を塗ってしまうと、蓄熱によって塗膜の膨れや剥がれが出てきてしまうのです。
弾性塗料は、モルタル外壁など、ひび割れを起しやすい外壁には向いていますが、サイディングには不向きということを覚えておきましょう。
記事内に記載されている金額は2018年04月13日時点での費用となります。
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