最近のお家の外壁塗装といえば、窯業系サイディングが主流となっています。
新築時の設置費用お安めであること、工期の短縮が望めるといった理由で人気を集めている外壁材です。
しかし、窯業系サイディングはサイディングボードとの間に埋めているコーキング材の劣化や、サイディングボードの劣化、塗料の劣化などが多く、定期的なメンテナンスが必須の為、メンテナンスの費用がかさみやすくなります。
また、劣化によってもメンテナンスの方法が異なってきます。
本日は、サイディングのメンテナンスについてご紹介したいと思います。
主に、窯業系サイディングのメンテナンスやリフォーム方法には以下のようなものがあります。
・外壁塗装
・外壁の貼り替え
・外壁のカバー工法
・シーリングの打ち替え
・シーリングの打ち増し
外壁の貼り替えはサイディングボードを撤去し、新しく外壁材を張り付ける方法で、費用が高くなります。
また、外壁のカバー工法では、張り替えではなく、既存のサイディングをそのままにし、その上から新しいサイディングボードを貼っていく方法で、外壁の貼り替え工事よりは費用が安く済みます。
上記で説明したメンテナンス方法の中でも費用が安く抑えられる外壁塗装。
経年により失われた防水性をよみがえらせることが可能です。
サイディングの劣化状況次第では、外壁塗装のメンテナンスを行うのみでも問題ありませんが、窯業系サイディングの外壁塗装を行う場合は、1つ注意点があります。
それは、塗料選びです。
塗料には、アクリル系塗料や、ウレタン塗料、シリコン系塗料などがありますが窯業系サイディングとは相性の悪い塗料が存在します。それは、弾性塗料です。
窯業系サイディングの表面は、夏場には、80℃近くまであがります。弾性塗料を使用してしまうと、その蓄熱によって塗膜が柔らかくなってしまい、塗膜の膨らみなどが出てきてしまうのです。
記事内に記載されている金額は2018年04月19日時点での費用となります。
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