本日は、塗装前の高圧洗浄作業について自分なりの言葉ではありますが、なるべく分かりやすいと思っていただけるように写真を付けながら説明させていただきます。
塗装をするにあたって、工事工程で最重要だといってもいい【高圧洗浄】についてのお話です。【高圧洗浄】というのは、高い圧力の水で洗うことを言います。例えるなら、車の洗車機より強いぐらいだと思ってください。この圧力で、屋根や外壁に付着している汚れ【コケやチョーキング】を落としていきます。コケというのは、あの緑色したやつです。チョーキングというのは、屋根や外壁を手で触ってみると手に粉が付くことを言います。コケやチョーキング現象がありますと、その上から塗装をしても意味がないのです。汚れの上からでは、塗料がのっからないのです。
サイディング外壁の洗浄になります。足場が狭かったために、距離感を考えて短いノズルを使用してます。
網戸は、何気に汚れているものです。外からの汚れと、中からの汚れがくっつく部分です。
何気に、レール部分もかなり汚れています。レール部分が綺麗だと、気持ちがいいものですね。
変わって、モルタル壁のお家です。鉄板の軒天を洗浄しています。
シャッターは塗装しないために、汚れを落としています。
こちらは、また、違うお家になります。軒樋を、洗い流しています。
屋根や外壁の汚れ具合によって、水を出す圧力を調整しながら落としていきます。屋根に生えてるコケはかなり頑固な汚れです。外壁などに巣う喰ってる害虫なども、強力です。蜘蛛の巣も、手ごわいです。べたべたしてるので、色々なところにくっついてしまいます。水圧を調整しながらじゃないと、時には素材自体を痛めてしまう恐れがあるので、考えながら洗浄していきます。水が当たる距離感も重要です。近すぎればいいということではありません。足場がありますので、狭いところにはランスを短いものに変えます。ランスというのは、ガンの先に付けるノズルのことです。屋根なんかは、長いランスを使います。中くらいのも、あります。外壁のカビなどは、普通に水をかけただけで中々落ちません。そのような場合は、特殊な洗浄剤を使用して洗い落していきます。最後に、サッシを流すときはレール部分まで綺麗に流していきます。サッシは、あまり水をかけてしまいますと中に入ってしまう恐れがありますので、専用ブラシなどを使うときもあります。以上が、洗浄のお話でした。
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