先日、有機溶剤作業主任者(国家資格です)の講習会を受けてきました。こちらの講習を二日間受講して試験に合格したら作業主任者の資格を得られます。会場には、建築関係の方もおられましたが製造業の方が多かったように思います。有機溶剤を扱う現場や事業所では安全に作業をすすめるために現場に作業主任者を配置しなくてはなりません。
こちらのテキストをもとに、有機溶剤作業主任者の職務・作業環境や方法・健康障害や予防・法令等のついて学びました。簡単に言うと作業主任者の役割と責任は、有機溶剤をいかに安全に取り扱い、作業者の健康や周りの安全を守りながら指揮や監視をすることです。
有機溶剤はその他のものと混合されているものもありますので、その含有率によって有害性の高い物から第1種2種3種と区分されており現場によっては保管や作業場には掲示板が必要になる場合もあります。私たち建築塗装やさんにはほとんど必要ありませんが。
有機溶剤とはそもそも、常温・常圧で液体であり他の物質を溶かす性質を持つ有機化合物で、作業資格が必要な物は56種あり健康を害するものや引火性のある物が多くトルエンやメタノール等があります。
こちらは油性のウレタン塗料ですが、キシレンとメタノールが含有していますが含有量は微量です、塗料をうすめる場合に使うシンナーにも含有していますので、できるだけ体に付着させないとか、使ったら蓋をする、溢さないなどの注意が必要ですし、部屋の中で使用する場合は換気も必要です。これからも、周りの人の健康に注意して安全に作業する意識があらためて高まりました。
記事内に記載されている金額は2018年03月03日時点での費用となります。
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