お住まいの外壁材には様々な種類がありますよね。現在では窯業系サイディングを多く見かけることが多くなってまいりましたが、戦後1950年以降に急速に普及し1990年頃まで日本住宅の外壁材の主流となっていたものがあります。それはモルタル外壁です。モルタル外壁が普及したきっかけは、1923年の関東大震災のときに東京都心部が焼け野原になってしまったことから、防火性の高いモルタル外壁が注目され始めました。その後、1950年に建築基準法が制定され、建物を建築時に外壁を防火仕様とすることが求められました。モルタル外壁は防火性が高いため、広まるようになったのです。
モルタル外壁の特徴
モルタル外壁は、セメントや水、砂を混合した外壁材です。モルタル外壁の仕上げ方にも種類があり、リシン仕上げや吹き付けタイル、スタッコ仕上げや左官仕上げなど、様々です。最もオーソドックスな仕上げ方はリシン仕上げで、触れるとざらっとした手触りなのが特徴です。モルタル外壁は、継ぎ目がない見た目と高い防火性が特徴です。また、職人の手作業で仕上げられるため、繊細なデザインであることもモルタル外壁の特徴の一つといえるでしょう。
モルタル外壁のデメリットはクラックが発生しやすいこと?
モルタル外壁は、乾燥して収縮するという性質上、紫外線や雨による経年劣化、地震などの振動によってクラック(ひび割れ)が発生します。モルタル外壁はねじられたり引っ張られたりすることでクラックが発生しやすい外壁材でもあります。モルタルに対して想定していない方向への力が地震により加わることで、クラックが発生することが多いのです。クラックには種類があり、幅が0.3mm以下のヘアークラックと呼ばれるひび割れの場合には、慌てて補修を依頼する必要はありません。しかし、幅が0.3mm以上の構造クラックと呼ばれるひび割れの場合には、雨水が浸入し建物内部の腐食に繋がる危険性もあるため、早めの修理が必要になります。モルタル外壁の家にお住まいの方で、外壁塗装をご検討の際には、弾性機能を備え、クラックの補修や防止に最適な弾性塗料での塗装を検討されてみても良いかもしれません。私達、街の外壁塗装やさんでは、無料で点検・お見積り作成まで承っております。お住まいのことでお困りの際には、街の外壁塗装やさんにおまかせください。
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