春日井市押沢台で屋根とスレート瓦の塗装工事がスタートしました。
屋根は、スレート瓦です。
では、スレート瓦とは、どんな瓦なのでしょうか?
スレート瓦とは、セメントと石綿を85対15の割合で混合して作られた厚さ4.5ミリの薄い瓦のことです。
メーカーによって、コロニアル、または、カラーベストと呼ばれています。
プライベートブランドなんですね、そのメーカーによって呼び方が変わるということです。
1961年頃から発売され、現在、クボタ、ナショナル、浅野スレート等のメーカーが製造しています。
そのスレート瓦の特徴とは、どんなでしょう。
特徴は、日本瓦に比べて軽量です。そして、施工がしやすいため一般的に多く使われています。
が、踏み割れやヒビ、苔などによって生じた雨漏りにより、20年を過ぎた頃から下地の板(野地板)が傷み始める
ケースがよくあります。
また、スレート瓦の防水能力は瓦の表面に塗布された塗装被膜に依存しているため、定期的な塗り替えによる
防水メンテナンスが必要となります。
新築時の塗装はアクリル塗装で耐久年数は7年前後です。
ですから、新築で買っても、7年前後ぐらいには、塗装を施工下ほうが良いということになりますね。
JIS規格ではスレート瓦屋根の施工時の野地板の厚みは9ミリ以上でなければならないと定めています。
そうなんですね。
スレート瓦はセメントが85パーセント、石綿(アスベスト)が15パーセントなんですね。
ここに、人体に影響を与えるアスベストの名前が上がってきました。
現在は、クボタもナショナルも、アスベストは使用していません。
安心ください。
その代わりに、アスベストに代わる良い材料が見つからずに、現場では、層間剥離が非常に多く、見られます。
これも、大変な問題ですが。
スレート瓦葺き屋根の構造としては、天井裏に当たる野地板があります。
野地板の厚みは9ミリから、12ミリあります。
それに、防水シートが貼られています。
その上に、スレート瓦を下から固定していきます。
釘で固定します。その上に、釘が見えないように、新しいスレート瓦を重ねていきます。
棟の頂上まで、これを繰り返します。
こういった具合にスレート瓦葺き屋根を施工していきます。
記事内に記載されている金額は2019年02月04日時点での費用となります。
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