初めに
こんにちは、街の外壁塗装やさん 取手店です。
外壁塗装・屋根塗装・雨漏り修理からコウモリ駆除まで、みなさまが困った時に相談できる「家のかかりつけ医」を目指しています。
外壁に続き屋根の耐久年数や塗り替え時期についてお話をしたいと思います!
塗り替えを検討中の方のお手伝いにもなればいいなと思っています!!
意外と知らない屋根材の耐久年数
みなさん、お家を建てる際にどいう理由で屋根材を選びましたか?
デザイン?価格?耐久年数?様々な理由があると思います。
全部正解で間違いではありませんね!
今回はそんな屋根材の耐久年数、塗り替え時期について見ていきましょう!
屋根材の耐久年数と塗り替え時期
屋根の塗装は外壁同様に10年~15年程なので同時に!なんていわれたことありませんか?
まったくその通りなんです。
それに別々の工事にしてしまうと足場費用が別途かかってしまうのでもったいないですしね。
では主流なものだけみていきましょう。
・日本瓦・・・耐用年数50~80年、塗り替え不要、葺き替え工事
・スレート瓦・・・耐用年数20~30年、塗り替え時期10年
・アスファルトシングル・・・耐用年数20~30年、塗り替え時期10年
・セメント瓦(洋瓦)・・・耐用年数30~40年、塗り替え時期10~15年
・ガルバリウム合板・・・耐用年数20~30年、塗り替え時期10~15年
こんなところでしょうか。
さて、いかがでしょうか?
みなさんのお家はどの屋根材をお使ですか?
日本瓦以外はどれも似たり寄ったりで外壁と同じような感じですね。
ガルバリウム合板は金属屋根の事ですね。
板金屋根という場合もあります。どちらも同じものを指しています。
瓦だけど日本瓦とセメント瓦(洋瓦)が分からない!って方は後でご説明しますね!!
さて、耐用年数や塗り替え時期を見てどう思いましたか?
短い?長い?
「全体的に短っ!?」
って思った方多いと思います。
耐用年数ってあくまでメーカーさんが推奨する年数なのでちゃんとメンテナスしていけば伸びます。
メンテナンスしないと葺き替え工事で塗装より格段に高い費用がかかってしまうのでちゃんとメンテナンスしましょうね。
では、外壁同様に弊社がご提案してきた塗料、塗装工事のご紹介を交えながら色々とご説明していきます。
塗り替え工事をご検討中の方は、今一度お手元のご提案書・お見積り書を見直す機会にしていただければ幸いです!
事例紹介
では1つ目をご紹介します。
この写真はタスペーサー施工中に撮影したものです。
屋根材は「スレート瓦」で黒だったものがだいぶ色褪て白くなってしまっていますね。
こちらの物件は周りに建物も少なく日差しも結構強い立地だったのでダメージが大きかったみたいです。
拡大してみました。
スレート瓦のダメージが良く分かりますね。
こういう環境のお客様には「遮熱」効果の高い塗料をご提案します。
もちろんお客様の費用やお家の中の作りも重要だったりします。
例えば屋根裏部屋が寝室だったりなんて例があって夏場めちゃくちゃ暑い!なんてことも・・・
こちらが弊社でオススメしていてよく使っている屋根材の遮熱塗料です。
特徴としてはやはり高い遮熱性能です。
遮熱性能が高い塗料は室内温度の上昇を抑えることができるため、夏場の光熱削減にも効果があります。
そして施工前の写真でお見せした色褪せ。
紫外線に当たることでどうしても起こってしまう色褪せですが、この塗料は紫外線の影響を受けにくい塗料ですので色褪せし難く色彩を長期間維持することができます。
施工後の写真です。
見違えましたね。
5年後、10年後の姿が楽しみです。
塗料紹介・防水
え~・・・・
外壁に続き写真が見つからず・・・・
力不足で申し訳ありません・・・
気を取り直して!
紹介したいのはやはり!
「フッソUVコートルーフ」これですね!
外壁材で紹介した塗料の屋根版です!
もうまんま屋根版です!
高い耐候性で紫外線や雨風に強く、汚れもつきにくい塗料です。
遮熱タイプも選べますよ!
もちろん、塗料は他にも色々な塗料があるので、ご予算や環境によって的確なものを選ぶ事をオススメします。
屋上やベランダ防水についてもお話しておきますね!
屋上やベランダ防水のトップコートと言われる表面コーティングの寿命は10~15年です。
みなさんがお持ちのお見積り書にベランダ防水の記載はありますか?大丈夫ですか?
ベランダは以外と漏れてたり、工事が終わってから気付いてトラブルになるケースがあったそうなので気をつけて下さいね!!
やはり防水も塗装工事と同時にやるのが一番効率的です。
塗り替えをご検討中の方はこの機会にやってしまいましょう!
日本瓦と洋瓦
では【屋根材の耐久年数と塗り替え時期】の最後に約束した日本瓦とセメント瓦(洋瓦)の違いについてお話しますね!
先ず日本瓦についてお話します!
下の写真をご覧下さい!
2枚目の写真は風災で瓦が浮き上がってしまったお客様邸の写真ですが、2枚とも日本瓦の写真です。
日本瓦にも色々種類があります。
「J形・和形」「F形・平形」「S形・スパニッシュ瓦」
写真は1枚目が「J形・和形」
2枚目が「F形・平形」で形を表しています。
日本瓦は焼き物なのは周知の通りですね!
他にも焼き方で呼び方があるのですが今回は割愛しますね(笑)
割れたり、飛散したりしなければ基本的にはメンテナンスフリーなのが日本瓦です。
好みで塗り替えたいという方はもちろんいらっしゃいますよ!!
日本瓦なのに塗装を勧められたなんてことも・・・
要注意ですね・・・
次にセメント瓦です。
下の写真を見て下さい。
これがセメント瓦(洋瓦)です。
コンクリート瓦なんて呼ばれたりもします。
パッとみて日本瓦と表面が違うのが分かりますよね。
なんで同じ「瓦」と呼ばれてこんなにも違うのか。
それは「作り方が違うから」ですね。
1980~1990に広く普及した屋根材です。
ちなみに、現在の日本では製造されていないため新築では使用されていません。
そして、時期的にも耐用年数を超えてきている物件も増えてきています。
寿命を超えての塗装は塗膜の早期剥離等のトラブルに繋がります。
葺き替えか塗り替えか、よくご検討下さいね!
当社では屋根葺き替えのご相談も承ります。
お気軽にご相談下さい!!
こんな屋根にご注意(パミール)
最後にとある屋根材についてご紹介します。
1996年~2008年までに販売されていた「ニチハのパミール」という屋根材です。
一般的にスレートと呼ばれています。
当時のハウスメーカー各社の仕様書を見ると「カラーベスト」「コロニアル」といった記載が多いです。
発売当初に新築を購入した方で20年、終了間近の方で10年が経過していることになります。
この屋根材は残念ながら「ひび割れ」「層間剥離」といった不具合が起こっています。
屋根材がミルフィーユ状になり端部が浮き上がり崩れてボロボロになってしまいます。
この屋根材の対応は「カバー工法」や「葺き替え」といった対応が主流です。
塗装工事をおこなうための足場を組んだ後に
「屋根は塗装及び対応はできません」
なんてトラブルがありご相談を受けた事があります。
怖いですね・・・・
弊社ではそんな屋根材「パミール」の対応もおこなっています。
ご自宅の屋根材が
「パミールかも・・・」
って方はお気軽にご相談下さい!
最後に
外壁、屋根の塗り替えをご検討中の方はお持ちのご提案書、お見積り書を再度見直して頂き、本当にご自分のお家にあっているのかご検討下さい!
ご不安な方は弊社までご連絡ください!セカンドオピニオン大歓迎です。
お気軽にご相談下さい
記事内に記載されている金額は2021年07月28日時点での費用となります。
街の外壁塗装やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
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