屋根には色々な種類があります
今年の梅雨はなかなかあけてくれません(現在7月15日)
そんなこの時期、屋根のこと、雨漏りのこと心配になります。
今日は屋根のあれこれについて説明していきたいと思います。
屋根の種類は大まかに4つに分かれます
1瓦屋根
2コロニアル屋根
3金属屋根
4陸屋根(りくやね ろくやね)
あなたの屋根はどれに該当しますか?
瓦屋根について
まずは瓦屋根です。上の写真は日本瓦で古い農家さんの家などで見かけますが
ここ最近に建物では見当たらなくなりました。
日本瓦で気をつけたいのは瓦の破損、ひび割れ、瓦のズレや歪み
漆喰(瓦と瓦をくっつける接着剤の役割をする土)が紫外線の影響を受けて
硬化し劣化する傾向にあります。
ポイントとして漆喰が大雨や強風で流れ出していたら要注意です。
同じ瓦屋根でもポピュラーに使われるのは洋瓦ではないでしょうか?
瓦屋根もセメント瓦と呼ばれるものは10年以上経つと苔が生えたりして塗り替えがなどのメンテナンスが必要になります。
洋瓦もひび割れやズレ、歪み、漆喰も雨漏り注意ポイントになります。
コロニアル屋根について
コロニアル屋根は一般的によく使われているタイプです。
製品自体は20年以上耐久性があると言われてますが
雨漏りに関しての保証は施工するハウスメーカーでは10年目を目処にしてるので
定期的にメンテナンスをお勧めします。
コロニアル屋根も
破損やひび割れやに注意しなければなりませんが瓦屋根と違いは
コロニアル屋根の重なり部分に隙間がありすぎてもダメ、くっついていてはダメなので
そこをちゃんとお客様に指摘、説明、修繕しない業者さんは気をつけたほうがいいです。
あと棟板金と呼ばれる部分の状態のチェック。
釘が緩んでないか?
下地は腐ってないか?
屋根に上がってみなくてはわからない事があります。
コロニアル屋根とは他に
シングルベストや不燃シングル屋根という屋根もありますが
後日追記で紹介します。
金属屋根について
金属屋根についてですが
やはり古い家屋などや簡易的な古いアパート、物置小屋で使われる事が多く
また屋根の葺き替えなどで従来の屋根に上から金属屋根を葺くこともあります。
1トタン屋根
2ガルバニウム屋根
トタン屋根に関しては定期なメンテナンスが必要で雨漏りが心配される屋根材です。
ガルバニウム材の屋根は耐水性がよく錆びにくいので、屋根の葺き替えの際よく使われます。
金属屋根に関しては「サビ」が注意ポイントです。
放置すればするほど、工事費が高くなりますので(吹き替えになったら多額な出費です!)
陸屋根について
陸屋根、呼び方は「りくやね」「ろくやね」と呼ばれます。
パラペットと呼ばれる人が出入るすることができない低い手摺壁のある部分も同様に陸屋根と呼びます。
よくエアコンの室外機が置かれている場所です。
陸屋根にもいくつか種類があります。
1ウレタン防水
2シート防水(ゴム)
3シート防水(塩ビ)
4FRP防水
5アスファルト防水
4のFRP防水以外はほぼアパートやマンション、店舗の屋上などで使用され
FRPは一般住宅のバルコニー床やパラペット床で使用されています。
特にFRPに関しては一番耐久年数が10年前後なので
足場をかけてリフォームするなら、ぜひやっておきたい修繕工事です。
表面の色がはげて違う色が見え始めたら塗り替え時期になります。
屋根に関してのアドバイス
屋根に関しては「いい屋根材」「腕のいい職人」だから大丈夫というわけではありません。
ここ数年大きな自然災害が起きているので、これから必要なのは定期的なメンテナンスです。
「フッ素」「遮熱」などの塗料で塗り替えたからも同じです。
工事費の安さや建材の性能も大事ですが
もっと大事なことは「家に愛着を持ち大切にケアしてあげること」ことで
それはお客様次第で私たちは手助けしかできません。
お困りではあれば、ご相談ください!
記事内に記載されている金額は2020年07月15日時点での費用となります。
街の外壁塗装やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
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