黒系塗料仕上げの難しさ、工法の手順を説明いたします
黒系の塗料の仕上げは難しいです。パテ処理がされてないと光の加減で目立つことが多い。均等に塗り上げられてないとムラが目立つ。
要するに黒系は光の加減に影響されやすいのです。曇りの日に施工して綺麗に仕上がってるなと安心しても、日が当たったりすると「あれ、もう一回塗らないと仕上がらないかな?」と心配するほど仕上がりには気を使います。
写真の例で説明すると、バルコニー裏の軒裏一部分の塗替え、塗料は水性塗料(エコフラット)の場合です。
対策としてはパテに色をつけて施工。
一回塗りの工程の時は追っかけで縦横をローラーで仕上げ、オープンタイムをとったうちに2回目の仕上げにかかります。
大事なのは一回めのローラー仕上げ後のオープンタイムをしっかり取ることです。
オープンタイムとは一回目の塗膜をしっかり乾かすためにとります。
できるだけ長いオープンタイムををとりたいですね。
この時の塗料の希釈率(水性でも溶剤でも)は少なめにします。
希釈率が少なめだと塗膜が厚くなるのですが、手早く塗り上げていかないと厚塗りのムラを作ってしまうので
綺麗に均等に仕上げる、そこはプロの見せ所です。
黒系はちゃんとした施工をすれば仕上げは綺麗ですが、手を抜くと残念な仕上がりでしかないです。
私たち職方はこれに満足せず、これよりももっといい施工方法ないかと模索しながら仕事してます。
そういう私たちの意気込みが少しでもお客様にご理解されるとこちらとしても嬉しいですし、やりがいを感じます。
もし現場でお会いすることありますたら、色々お尋ねください。
よろしくお願いします。
記事内に記載されている金額は2019年03月16日時点での費用となります。
街の外壁塗装やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
外壁塗装、
屋根塗装、
外壁・屋根塗装、
ベランダ防水の料金プランはそれぞれのリンクからご確認いただけます。