軒裏の代表的な建材の説明と塗り替え対策を教えます
まずかなり古い建物に多いのですが
1ベニヤ
軒裏にベニヤを張って塗装を仕上げたパターンで、だいたい古くなると写真のようにふやけた感じになってしまい
最後には短冊のように下がり落ちることが多いです。
このベニヤの場合は、新しく張り替えるしかありません。
下地が腐ってなければ釘が止まるはずですから、上から新しいベニヤを貼り塗装する。
もし、部分塗装の塗り替えをご希望であれば、この工法で作業をします。
ただ、ベニヤがここまで腐るまで放置してると小動物が侵入したりスズメバチが巣を作ってしまったりするので
早めのお声がけください。
ケイカル、防火板の軒裏の場合
2ケイカル、防火板
何十年か前の分譲住宅でよく使われる建材です。
ベニヤより耐久性もいいし、どんな塗料にも対応できて綺麗に塗装が仕上がります。
年数経つと伸縮してヒビが入ったり、湿気を持ちやすいのでカビが生えたりします。
特にベランダの排水があるバルコニー裏などは汚れやすいです。
10年を目処に塗り替えをしたほうがいいです。
もし、玄関だけでも塗り替えして欲しい場合は、ケイカル板、防火板は水性仕上げなので、塗り替えもその上から塗るだけなのですぐ対応できます。
窯業系サイディングの場合
3窯業系サイディング
軒裏に窯業系サイディング使う場合もあります。
重みがあって丈夫で耐久性があり、塗装も剥がれることないので
部分的に塗り替えることはないです。
心配するとしたら、コーキングの劣化や釘の緩みくらいだと思います。
重みのあるのサイディングなので、落ちてきては大変です。
もしサイディングに段差ができてるのを見かけたら、すぐに釘を打ち直す必要があります。
どうしても塗り替えたい場合はシーラー処理など高いお見積もりする場合もあるのでオススメはしません。
そこは要相談です。
補足、モルタルの場合、最後に伝えたいこと
補足としてモルタルの軒裏の場合。
モルタルが軒裏の時は外壁もモルタルのことが多いので
塗り替えは壁と一緒にするのが一番だと思います。
モルタルの軒裏も黒くなったり汚れが目立ちますが、部分的に綺麗にしてしまうと結局全部塗り替えしたくなります。
軒裏にクラック入ったとしても(壁のクラックの場合は要注意)、よほどの雨風が吹き付けない限り心配ないのですが
やったとしてもコーキングによる補修だけでいいと思います。
だいたい軒裏についてまとめてみましたがいかがでしょうか?
お仕事の都合、予算、子育てのタイミングなどで足場をかけての塗替えをしたくないのもわかります。
でしたら、玄関やバルコニー裏だけの塗替えだけも当社は喜んで承ります。
よろしくお願いします。
記事内に記載されている金額は2019年05月04日時点での費用となります。
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