■症状によって対処法が全然違う付帯部分~
外装の修繕時期を知る~雨樋・ベランダ~
屋根や外壁と同じで、常に雨風・紫外線にさらされている『雨樋』や、『ベランダ』などの付帯部のメンテナンスは、必ず忘れずに行いましょう。
■雨どい
一般的に普及している雨樋ですが、ほとんどが塩化ビニール樹脂製か、少し耐久性を上げた合成樹脂製で、耐久年数はおよそ20年といわれています。雨樋の外側に塗装を行うことで美観が美しくなるという利点があります。その場合、まずはケレン作業を行い、これから塗装する塗料との密着性を高めたうえで弱溶剤系塗料を2回塗装します。
塗装目安 10~15年
★こんな症状に注意しよう!
剥がれ
経年劣化により塗装が剥げ、粉をふいたような状態になります。雨樋の外側に塗装を行うことで美観が美しく生まれ変わり、また保護します。雨樋の内側は塗装ができないため、もしも劣化が酷い場合は、交換する必要があります。
詰まり
草やゴミがたまると詰まります。ゴミが詰まる場所は大体決まっており、屋根から落ちた雨水が集まる集水器が最も多いです。
歪み
歪みや割れは塗装で解決できないのです。雨を受ける機能が機能しない場合、交換を行う必要があります。
■劣化した雨樋
■ベランダ
バルコニーやベランダ、屋上は雨が直接入るため、屋根・外壁同様に、雨漏りや老朽化が起きやすい場所です。塗料を塗ることで保護効果はありますが、防水効果までは期待できるとはいえません。バルコニーやベランダには、美観性より防水機能を備える必要があるでしょう。施工するなら、費用対効果の高いFRP防水がおすすめです。
塗装目安 7~8年
★こんな症状に注意
剥がれ
表面のグレーの塗料は、トップコートや保護塗料などと呼ばれ、FRP防水層を守るためのものです。塗膜のヒビ割れや剥がれによって、すぐに雨漏りすることはないです。
詰まり
ベランダの排水口まわりを放っておくと、砂埃や枯れ葉などが詰まる原因になります。定期的にゴミなど掃除をしましょう。落ち葉などを取り除いた後は、一度バケツやホールなどで水を流し、さらに細かい汚れも落としておきましょう。
■劣化したベランダ
記事内に記載されている金額は2020年02月13日時点での費用となります。
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