屋上防水工事の密着工法と通気緩衝工法の違いってなんですか?
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防水工事の密着工法と通気緩衝工法の違いですが、密着工法とは狭小部位や既存下地がウレタン防水の場合に使用する工法です。
既存の防水に直接ウレタン塗布し、防水層を作成します。既存の防水層にウレタン防水材と下地の密着性を高める為にプライマーを塗布し、ウレタン防水材を2層作り、トップコートで仕上げる3層構造の防水です。
通気緩衝工法は既存下地がコンクリートに使用する工法です。下地がコンクリートの場合、密着工法で防水工事を行うと、コンクリートが発する蒸気によって、防水層に内部から膨れを発生させてしまいます。
この膨れを防ぐ為に通気性能がある通気緩衝シートと脱気塔を設けるこてで蒸気を逃がし、膨れを解消します。
また、通気緩衝シートによって、既存下地のコンクリートに起きる亀裂の発生を抑制することができます。下地に専用の接着剤を塗布し、通気緩衝シートを設置し、メッシュと脱気塔を設置し、ウレタン防水を2層作り、トップコートで仕上げます。
屋上防水の様な広い箇所に防水工事を行う場合は、こちらの通気緩衝工法で防水工事が適切です。
記事内に記載されている金額は2023年02月21日時点での費用となります。
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