町田市本町田で行ったFRP防水の雨漏り調査
町田市本町田のお住まいにて、3階建ての2階居室にて雨漏りが発生している可能性があるとのご相談をいただきました。
強い雨の際に、掃き出しサッシのビス部分から雨水が垂れてくるとのことで、現地にて詳細調査を行いました。

FRP防水の特徴と劣化症状
FRP防水は繊維強化プラスチックを使用した防水工法で、軽量かつ高耐久で一般住宅のバルコニーや屋上に多く採用されています。
しかし、長年の紫外線や温度変化の影響、建物の動きなどで防水層にひび割れが発生しやすいという弱点があります。
特にサッシ下などの立ち上がり部分は、応力が集中しやすく、クラックの発生が雨漏りの原因となります。

赤外線サーモグラフィーによる雨漏り調査
今回は、赤外線サーモグラフィーカメラを用いて室内側の温度分布を確認しました。
通常の目視ではわからない水分の浸入を、温度の低下として捉えることができます。

その結果、天井付近やサッシ周辺に温度差が現れ、雨漏りの兆候が確認できました。


掃き出しサッシ下での典型的な雨漏り原因
掃き出しサッシ下は、以下のような要因で雨漏りが発生しやすい箇所です。
・サッシ固定ビスからの浸水
・FRP防水立ち上がり部のクラック
・シーリング材の劣化や隙間
・下地木材の収縮や経年劣化
今回の調査でも、FRP防水層のひび割れとビス周辺の劣化が雨漏りの原因と推測されます。
今後必要な補修方法
今回のようにFRP防水が劣化しているケースでは、以下の補修が効果的です。
・クラック部分の補修と防水層の部分補強
・サッシビス部の止水処理
・必要に応じてFRP防水層の再施工
特にサッシ下は雨水が集中しやすいため、早めのメンテナンスが建物全体の耐久性を守る鍵となります。
まとめ
町田市本町田で行ったFRP防水の雨漏り調査では、掃き出しサッシ下のクラックやビス部分からの浸水が確認されました。
赤外線カメラによる調査で、室内の温度変化から雨漏りの兆候も捉えることができ、的確な補修の必要性が明らかになりました。
FRP防水は劣化が進むとひび割れや雨漏りに直結するため、定期的な点検とメンテナンスが重要です。
街の外壁塗装やさんでは、赤外線調査を活用した雨漏り診断を行っております。
町田市本町田をはじめ、地域の皆さまのお住まいの防水・外装のご相談を承っておりますので、お気軽にお問い合わせください。
記事内に記載されている金額は2025年09月08日時点での費用となります。
街の外壁塗装やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
外壁塗装、屋根塗装、外壁・屋根塗装、ベランダ防水の料金プランはそれぞれのリンクからご確認いただけます。