【点検の様子】 ベランダの防水が気になってきたから補修したいという事でした。 通常、一戸建ての住宅のベランダ・バルコニーにはFRP防水かウレタン防水をされている方が多いです。 FRPとは繊維強化プラスチックが使用させ、強度があり、耐久性にも優れています。現在の住宅の大多数がFRP防水です。 ウレタン防水とは化学反応によりゴム状の塗膜を作ることができ、複雑な形のベランダであっても継ぎ目がなく非常に綺麗に仕上がります。 どちらにしても新築から5・6年で劣化し始めますが、軽度な状態であれば費用は抑えられますのでご相談ください!
ベランダの状況確認です。定期的に清掃をされているようで大変綺麗です。 2つのお部屋から繋がっていてとても長く感じられます。
お客様の気になる点ですが2箇所ほどあります。 まずは排水溝廻りです。どうしても水が流れていきますので汚れてしまったり、ゴミ詰まり、劣化が早いと思われます。
立ち上がり部の防水のヒビも目立っていました。この程度ですと雨漏りの可能性は低いですが 早く補修することによって、耐久性はもちろん、長期的な費用も抑えられると思います。
【施工の様子】
施工にあたりまずは高圧洗浄です。汚れやゴミが残っていると防水の密着性も悪くなってしまいます。 高圧で付着した汚れを落とししっかり乾燥させます。
洗浄で1日乾燥させてからの作業です。屋外ですので埃やゴミ落としの為清掃します。 次は養生です。外壁等につかないよう、防水の機能を果たすようギリギリのラインでマスキングテープを貼っていきます。
プライマーの塗布です。塗装でもそうですがプライマーをまんべんなく塗ることで、次に塗る塗料の密着性を高めます。 立ち上がりの部分までしっかりと塗っていきます。
FRP防水の様子です。FRP防水はポリエステル樹脂に硬化剤を加えたものをガラス繊維等の補強材と組み合わせ 施工していく塗膜防水です。液状ですので継ぎ目もなく綺麗で強い防水性能を発揮します。
乾燥させたところで、双和化学産業のポリルーフ下塗り剤で中塗りです。 緑色に近い表面はダークグレーに近い色に仕上がりましたが、下地が透けて見えます。
ポリルーフS-4で上塗りをします。ベランダは雨の日の翌日に出る場合がありますよね? 骨材入りのトップコートを塗ることで滑りにくい床に仕上がります。
ベランダ等水の溜まる箇所は勾配がありますので、しっかり下地補修をし、勾配に気を付けながら作業していきます。 また水が流れていく場所は他の場所よりも劣化しやすくなりますので入念に塗布していきます。 排水溝部分も手の届くところまで下地補修、FRP防水、トップコートを施工いたします。 まだ大丈夫だろうと思っていても防水の劣化は気づきにくく、また発見が遅くなると補修の範囲は広くなる可能性もあります。 数年ごとに点検・補修を行っていくようにしましょう‼
記事内に記載されている金額は2021年06月24日時点での費用となります。
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