【点検時の様子】
まずはベランダの様子を調査します。 コケの発生とともに、トップコートの剥離が確認できました。 | ||
このまま放置すれば雨漏りの危険性もあります。 今回ご提案したのは、FRP防水工事という、非常に防水効果の高いベランダ防水工事の方法です。 |
【ベランダ防水】 FRP防水工法でベランダ防水工事を行っていきます。
まずはサンダー(左側写真)で剥離箇所をケレンし、アセトンで既存の防水層の油脂などをきれいにしっかりふき取っていきます。 この下地処理をきちんと行うことで、しっかりとしたFRPによる防水層を形成することができます。 | ||
下地処理としてケレン・アセトン拭きしたあとのベランダの様子です。 しっかりと既存の防水層を撤去しました。 | ||
本格的な防水工事入る前に、先に排水溝部分の施工を下処理として行っておきます。 このあと、いよいよFRP防水工法の工程に入ります。 FRP防水はもともとはボートなどに使用されている方法でしたが、軽量で強度が高く、施工もしやすい事、施工が速い事から住宅の屋根、屋上や木造家屋のベランダにも使用されるようになりました。 | ||
プライマー塗布後、ガラスマットを敷き、FRP樹脂を塗装していきます。 プライマーは下地材と防水層を密着させます。 次にガラスマット(補強材)をポリエステル樹脂で挟み込んで防水層を形成します。 その間に空気が入ってしまうと浮きが発生しますので、しっかり丁寧に進めていきます。 | ||
FRP樹脂の塗装が終わったら、研磨を行います。 この研磨作業を怠ると、次に行うトップコートの塗装がすぐに剥がれてしまうこととなります。 |
【工事完工後】
仕上げにトップコート(仕上げ保護材)を塗装し、ベランダ防水工事完工です。 これでベランダからの雨漏りは心配ありません! トップコートは見た目を良くするばかりではなく、防水層を紫外線から保護する働きがあります。トップコートが劣化したままにしておくと防水層まで劣化しますので、早めにメンテナンスしましょう! |
記事内に記載されている金額は2021年06月29日時点での費用となります。
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