木更津市八幡台で、屋根・外壁塗装工事を行わせていただきました。「築25年が経ち2回目の塗装工事を考えているので一度見てほしい」と、お問い合わせをいただき事前調査にお伺いいたしました。
屋根・外壁には、前回の塗装工事から10年程が経過していることもあり、苔の発生や汚れの堆積が出ている状態です。屋根は、外壁同様に苔の発生が広範囲にわたり出ている状況です。苔や汚れの堆積は、屋根・外壁材を早く傷めてしまう原因になります。
外壁材の継ぎ目に充填されているコーキングの状態を確認いたしました。経年劣化によって硬化したことでひび割れが起きています。コーキングは、防水のために充填されていますので、現在の様にひび割れが起きてしまっている状態ですと外壁からの雨漏りの原因へと繋がってしまいますので、工事の際にコーキングの打ち替え工事が必要です。
お客様に屋根・外壁の状況をご報告し、必要な工事をご説明させていただきました。工事の詳細として、仮設足場の設置後に高圧洗浄を行い堆積した汚れや苔を除去し、コーキングの打ち替えを行い3回塗りで塗装工事を行う工程になります。塗装工事に使用する塗料として、屋根へは日本ペイントのパーフェクトベスト・外壁はへ日本ペイントのパーフェクトトップを使用しての屋根・外壁塗装工事をご提案させていただき、工事のご依頼をいただき工事に着工いたしました。
施工内容
外壁塗装 屋根塗装 シーリング打ち替え 足場工事
使用材料
屋根=パーフェクトベスト ブラック、外壁=パーフェクトトップ ND-503
屋根の状況です。屋根は、前回の塗装工事から年数が経過していることから、黒く塗られた屋根は塗膜の劣化によって色褪せが進み白くなり、苔も発生してしまっています。塗膜の劣化が劣化してしまう屋根材が紫外線などの外的影響を受けやすくなり、傷みが早まり屋根材が割れやすくなってしまいます。
続いて外壁の状況です。
陽のあたりずらい北側に苔が発生しています。苔の発生によって外壁に汚れが付きやすくなります。苔や汚れによって外壁の美観の低下もそうですが、外壁材の傷みも汚れの堆積によって進みやすくなってしまいます。
外壁材の目地に充填されているコーキングの状態です。
コーキングは、年数の経過とともに硬化しひび割れやコーキングが痩せていってしまいます。コーキングは、外壁材の継ぎ目からの雨水の吹き込みや浸水を防ぐ防水の役割があります。写真のように、ひび割れが起きてしまい痩せてしまったことで隙間が出来てしまうと、雨水の浸水口となってしまい外壁からの雨漏りの原因となってしまいますので打ち替えが必要です。
工事の状況です。塗装工事を行うにあたり、ご近隣の方への対策と工事中の安全対策のために仮設足場の設置を行います。仮設足場の設置完了後は、塗装工事には欠かせない工事工程の一つである高圧洗浄を行います。高圧洗浄を行い、屋根・外壁に堆積している苔や汚れをしっかりと除去します。
高圧洗浄は、屋根からスタートし1階へと下がりながら洗浄を行っていきます。汚れや苔の堆積度合いに合わせて洗浄の圧を調節しながら、汚れなどが残らないように行います。洗浄は建物の屋根や外壁だけでなく雨樋なのどの付帯部とベランダの床なども合わせて洗浄を行い、綺麗にします。
コーキング打ち替え作業の状況です。外壁材の目地に充填されている古いコーキングを、カッターを使用し
目地に沿って
切込みを入れ撤去していきます。すべての目地の古いコーキング撤去後は、新しいコーキングの密着性を高めるプライマー塗布します。
プライマーが乾燥したことを確認し、新しいコーキングを充填します。コーキングの形を整える専用のヘラを使用ししっかりと目地の奥まで充填されるように成形します。すべてのコーキングの打ち替え作業後は、塗装工事前のサッシなどへの養生作業を行います。
サッシやシャッターなどには、塗料の付着を防ぐために養生を施します。養生は、汚れ防止対策と外壁とサッシとの境目のラインを綺麗に出すためための作業でもあります。サッシ全体に養生が完了後は、外壁塗装工事の最初の工程を行います。
外壁塗装工事の最初の工程である下塗り作業を行います。下塗り材の役割りは、既存の外壁と仕上げ塗料の密着性を高める役割りがあります。
下塗り材に使用する塗料は、微弾性が含まれるソフトサーフ使用します。微弾性を含む下塗り材ですので、微細の亀裂を補修し今後起こりうる亀裂の発生に対して追従性を発揮します。
下塗り材の塗布状況です。
凹凸のあるサイディングですのでローラーと刷毛
を使い分けて外壁全体に下塗り材を塗布していきます。外壁全体に下塗り材が塗布完了後は、下塗り材が乾燥したとこを確認し仕上げ塗装を行います。
外壁塗装の仕上げ塗装に使用する塗料は、日本ペイントの
パーフェクトトップです。特徴として、
日本ペイント独自のラジカル制御によって美観が長持ちする優れた塗料です。色は、ND-503を使用します。仕上げ塗装は、2回塗りで仕上げていきます。
仕上げ塗装の状況です。仕上げ塗装も下塗り作業と同様にローラーと刷毛を使い分けて塗装を行っていきます。1工程1工程しっかりと乾燥させて塗装を行い、塗膜をしっかりと付けることが塗装工事には重要です。しっかりと塗膜を付けることで塗料の性能が発揮されます。
2回目の塗装が完了後に、外壁全体を確認します。
塗り残しや色ムラなどがないか確認しタッチアップを行っていきます。タッチアップが完了で、外壁塗装工事の完了です。続いて屋根塗装工事になります。
屋根塗装工事の状況です。屋根塗装の最初の工程は、屋根材と仕上げ塗料の密着性を高める下塗り材の塗布を行います。外壁塗装同様に屋根全体にしっかりと塗布します。下塗り材が乾燥したことを確認し、続いて仕上げ塗装に入ります。
屋根塗装の仕上げ塗装に使用する塗料は、日本ペイントの
パーフェクトベストを使用します。外壁塗装
に使用した
パーフェクトトップと同様の効果のある塗料です。色は、お客様のご要望で既存の同色
となるブラック
を使用します。
屋根塗装も外壁と同様に2回塗りで仕上げていきます。
屋根塗装工事完了後の状況です。綺麗になり美観が違います。外壁・屋根塗装が完了後は、雨樋などの付帯部塗装を行います。
付帯部の塗装状況です。今回の付帯部の塗装は、雨樋と鉄部の塗装を行います。雨樋塗装は、形状に合わせてローラーと刷毛を使用し塗りムラ・塗り残しの内容に塗装を行っていきます。
雨樋は、既存の色と同色のホワイトを使用します。
鉄部塗装工事です。外壁と鉄部の境目部分は刷毛で塗り、その他はローラー
で塗料を塗り施していきます。
鉄部は、既存と装飾のブラックを使用し仕上げていきます。付帯部の塗装工事が完了で、塗装工事の竣工です。
屋根・外壁塗装工事が完了後、お客様にご確認いただき
「原状復旧の塗装工事で考えており、希望通りに綺麗に仕上がり満足です」と、工事にご満足いただけました。
今後は、定期的に塗装工事後の経過を確認するために点検にお伺いさせていただきます。
屋根塗装・外壁塗装工事をお考え方は、街の外壁塗装やさんにお気軽にご相談ください。
2022年8月30日追記、定期点検にお伺いしました
屋根・外壁塗装工事を行わせていただいたお客様のお住いに、定期点検にお伺いさせていただきました。日本ペイントのハイブリッド塗料であるパーフェクトシリーズを使用し、施工を行わせていただきました。施工後の屋根・外壁・付帯部の状況を点検させていただきます。
ドローンを使用しての屋根の施工状況の確認です。
色褪せなど施工に問題が起きておらず、良い状態が保たれています。今後も施工状況・お住いの状況を維持管理をしっかりと行うために定期点検にお伺いさせていただきます。(
屋根・外壁塗装工事の費用はこちら)
屋根・外壁塗装工事は、美観を保つだけでなく、屋根材・外壁材を紫外線から守り、耐久性を維持するために必要なメンテナンスです。お住いのメンテナンスは、街の外壁塗装やさんにお気軽にご相談ください。
私たち、街の外壁塗装やさんでは、
新型コロナウィルスの感染予防対策として、マスクの着用・手指の消毒を行ってからの訪問、ソーシャルディスタンスを保つ対応を行わせていただいております。
追記 2024年 5月17日 外壁の定期点検の実施
今回外壁塗装工事の定期点検に参りました。
部分的に外壁がはがれたとのことで、今回は赤外線カメラで原因を探りました。
赤外線カメラを使用した雨漏り点検は、非常に効果的な方法です。赤外線サーモグラフィカメラは、物体の温度差を視覚化することができるため、雨漏り箇所を特定するのに役立ちます。このカメラを使用することで、雨漏りの原因を迅速かつ正確に特定することが可能です。赤外線カメラを使用した点検は、安全で効率的な方法であり、雨漏りの問題を解決するための重要な手段です。赤外線カメラを活用した雨漏り点検は、建物の保全や安全性を確保する上で重要な役割を果たします。
外壁の定期点検は、お住まいの外壁や屋根、雨樋や破風・鼻隠しなど、重要な部位を定期的にチェックすることです。外壁は建物の外側を覆う重要な要素であり、劣化や損傷が放置されると建物全体の耐久性に影響を及ぼす可能性があります。
定期点検では、外壁や屋根の表面状態、塗装の剥がれやひび割れ、カビや藻の発生などを確認します。また、雨樋や破風・鼻隠しの状態も点検し、水漏れや劣化がないか確認します。定期点検を通じて、問題が早期に発見されることで、適切な修理やメンテナンスを行うことができ、建物の耐久性を保つことができます。外壁塗装会社では、定期点検を無料で行っており、お住まいの大切な部位をしっかりとチェックしてくれます。外壁の定期点検は、お住まいを長く安全に保つために重要な取り組みです。
外壁は特殊な外壁でしたが前回塗装をして部分的にはがれてしまう現象が起こってしまっておりました。
今回は前回塗装している塗料で補修工事をいたしました。
外壁は条件により様々な症状が現れますが、今回のようなことが起こってしまいましたら、必ず補修いたしますので、ご安心してください。
外壁補修に関しては、外壁の劣化状況や必要な工事内容によって異なります。外壁が劣化している場合は、張り替え工事や塗り替えなどが必要となることがあります。外壁補修に関する詳細な情報やご相談は、街の外壁塗装やさんに無料で点検を依頼することをお勧めします。
記事内に記載されている金額は2024年05月17日時点での費用となります。
街の外壁塗装やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
外壁塗装、
屋根塗装、
外壁・屋根塗装、
ベランダ防水の料金プランはそれぞれのリンクからご確認いただけます。