横浜市鶴見区東寺尾にお住まいのお客様より、
屋根・外壁塗装のご依頼を頂きました。築35年になり、屋根や外壁の劣化が気になってきた為、メンテナンスを検討されたようです。建物の補修や部分的なメンテナンスは、ご自身(DIY)で行っていたそうですが、屋根や外壁の劣化が気になり始め、お問合せに至ったとの事です。今回は、パーフェクトシリーズを使用した屋根・外壁塗装を実施します。
使用材料
屋根:ファインパーフェクトベスト 外壁:パーフェクトトップ
スレート屋根には藻やカビが繁殖しており、全体的に傷んでいるようでした。経年によって表面の塗料は剥がれ、スレートの素地も見えてしまっています。これだけ劣化が進んでいるにも関わらず、雨漏りなどの不具合が起きていないのは、不思議に思います。5・6年後に建て替えを見据えて、今回は塗装をご希望されていました。
屋根の調査では、棟板金を固定している釘が抜けていましたので、塗装と一緒に補強しましょう。
続いて、モルタル外壁の調査を行います。外壁には、色褪せや補修をした形跡が見られました。補修は、お客様ご自身が行ったそうです。コーキング材はホームセンターや通販等で購入する事が出来ますので、軽微な補修をDIYで行うのも一つの手です。最低でも建て替えまでの5・6年間は、お手入れせずに済むよう、しっかりとメンテナンスを行っていきましょう。
まずは、棟板金の補強から行っていきます。補強には、釘ではなくステンレスビスを使用しました。錆びにくく抜けにくい特徴がありますので、棟板金の飛散対策になります。ビスが抜けてしまうと、棟板金が飛散したり、雨漏りを引き起こすリスクが高まります。定期的にお手入れしましょう。
屋根や外壁を塗装する際には、高圧洗浄機を使用して、表面に付着した汚れや古い塗膜をしっかりと洗い流します。洗浄は屋根からスタートして、外壁・付帯部に移ります。充分に乾燥させる為、数日空けてから塗装を行います。
スレートの下塗りには、ベスコロフィラ―HG(グレー)を使用しました。傷んだスレートを塗装可能な状態までよみがえらせることが出来ます。
下塗りを塗装後、浮きのある箇所はケレンを行います。ケレンは表面を磨く作業です。ケレンを行った箇所は下地を調整する為、再度下塗りを行っていきます。
下地を調整後、スレートの重なり部分にタスペーサーを挿入します。この作業を行うことで、屋根材の下に入り込んだ雨水が外へ流れるような仕組みになっています。
中塗りに移ります。屋根の仕上げ塗料には、日本ペイントの
ファインパーフェクトベストを使用しました。紫外線による塗膜の劣化を防ぎ、長期に渡り屋根の美観を維持することができます。
中塗り後、上塗りとして上から塗り重ねていきます。上塗りを行うことで、ムラの無い綺麗な屋根に仕上がります。また、塗膜に厚みがでますので、塗料がもつ機能性や耐用年数を存分に発揮させることができます。
スレートの塗装が完了しました!紺色のようなこちらの色は、ナスコンです。とても鮮やかで綺麗な色ですよね。明るくイメージチェンジされ、お客様も大変満足されていました。
外壁も屋根同様、下塗り・中塗り・上塗りの順に行います。仕上げ塗料には、日本ペイントの
パーフェクトトップを使用しました。塗装前より少し明るいクリーム色(ND-108)です。和風・洋風問わず、様々な雰囲気の邸宅にマッチします。お客様は、マットな仕上がりがお好みとの事で、艶を少し抑えた7分艶を選択されました。
基本的に、外壁に生じた亀裂は塗装前に補修します。補修箇所は目立たないよう、既存の外壁の質感に近い模様で塗装します。補修後は、亀裂が目立たなくなりました!
庇や雨樋・幕板などの付帯部も塗装していきます。鉄部を塗装する際には、錆止め塗料を塗ってから、仕上げ塗料を塗装します。付帯部には、日本ペイントのファインSiを使用しました。様々な下地や素材の上から塗装できる、シリコン系塗料です。色は人気のこげ茶(23-255)を選択されました。
屋根・外壁塗装が竣工しました。汚れや色褪せ、補修痕が目立たなくなり、ナチュラルで上品な雰囲気に仕上がりました。今回は、5・6年後に建て替えを検討しているとの事で塗装を行いましたが、スレートの傷みが酷い場合には、リフォーム工事を行いましょう。
私たち街の外壁塗装やさんでは、お住まいの現地調査や工事のお見積り作成・ご相談を無料で承っております。お住まいのメンテナンスをご検討の際には、お気軽にご相談ください。
記事内に記載されている金額は2021年03月22日時点での費用となります。
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