墨田区本所にお住まいのお客様邸で外壁塗装工事を実施しました。当初は屋根材の劣化が気になり屋根カバー工法のご用命を頂いていたのですが、足場を仮設する費用は決して安くない為、この機会に有効活用して外壁塗装工事も実施することとなりました。
使用材料
パーフェクトトップ(12-70L、15-92B)
点検の様子です。お住まいは窯業系サイディングで仕上げられた2階建て住宅です。化粧材がコーナーなどにあり洋風な印象を感じさせるお住まいです。
当初調査を行うきっかけは屋根材の劣化が気になってという事で、屋根カバー工法のご用命を頂いていたのですが、せっかく
足場を仮設するのであれば外壁塗装も行おうかとご相談をいただきました。
窯業系サイディングの表面は綺麗なものの、何かがぶつかったのか欠けや浮きが見られました。またサイディングの継ぎ目になる目z氏シーリング材は劣化により隙間が出来てしまっていました。窯業系サイディングはセメントに繊維質を混ぜ形成された外壁材で現在最も多く使用されている外壁材だと思います。しかしセメントですので吸水してしまうと劣化が進行してしまいますので、定期的な塗装メンテナンスが必要不可欠です。
今回は先行して施工していた屋根カバー工法で仮設した足場を増強して外壁塗装工事を行いました。飛散防止用のメッシュシートは屋根工事でも設置していましたが、外壁塗装工事の場合はより重要です。
塗装工事を行うにあたりまずは高圧洗浄で表面に付着した汚れを綺麗に洗い流していきます。洗浄後、表面が乾いたとしても外壁材が吸水していますので、内部が乾燥するまではしっかり時間を置いてから次の工程を行います。
窯業系サイディングの場合、目地の劣化が雨漏りを誘発する可能性もありますのでシーリング補修が欠かせません。既存シーリング材は撤去しマスキングテープで養生後、プライマー塗布してからシーリング材を打設していきます。サッシ廻りは既存シーリング材が綺麗に取り除けませんし、サッシに傷をつける恐れがあることから基本は増し打ち補修で対応していきます。
目地のシーリング材が硬化するまでは別の場所の塗装を進めていきます。軒天は外壁塗装の上であまり絡みが無い為、先に仕上げていきます。使用する塗料は日本ペイントのケンエース、通気性の高い塗料ですので湿気がこもりやすい場所でも施工が容易な塗料です。
外壁塗装は屋根も同様ですが、下塗り・中塗り・上塗りの3回塗りです。まずはパーフェクトサーフで密着性の向上、吸い込み止め等の下地調整を行います。
仕上げ塗料は
パーフェクトトップで12-70L(オレンジ系)と15-92B(白色系)で塗分けていきます。また付帯部はファインシリコンフレッシュの15-30B(焦げ茶系)です。この時点で3色を使用していますが、彩度が低いホワイト系を取り入れることで喧嘩もなく、オレンジとブラウンの相性もばっちりです。
早速塗分けを行っていきます。今回幕板や化粧材があるため塗分けは簡単ですが選択肢も多くなります。このような場合はカラーシミュレーションを使用してパターン比較していただくことも可能ですので、お気軽にご相談ください。
パーフェクトトップは艶が調整できるのも特徴の一つです。艶有りから艶消しまで3分・5分・7分まで微調整が可能ですので、希望の仕上がりと使用する色の相性を考え塗装を行いましょう。
上塗り後、塗り残し等を確認してタッチアップを行います。付帯部も外壁塗装に合わせて綺麗に仕上げていきます。今回付帯部にこげ茶を使用することで、ブラックよりも柔らかい印象を持たせながら引き締まったイメージで仕上げることができました。
妻壁部分はホワイトにすることでオレンジの洋風イメージを緩和して落ち着いた仕上がりになりました。今回は足場仮設のタイミングでというきっかけがありましたが、外壁は毎日見慣れている分変化や劣化に気付きにくく、塗装のタイミングを逃しやすい傾向があります。外壁材の劣化や雨漏りを防ぐためにも、築年数を考慮したり定期的な点検を行いながらしっかり塗装メンテナンスを行っていきましょう。
私たち街の外壁塗装やさんでは点検・お見積りを無料にて承っておりますので、塗装をご検討中の方はぜひお気軽にご相談ください。
記事内に記載されている金額は2021年03月27日時点での費用となります。
街の外壁塗装やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
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