鎌ケ谷市東中沢にお住まいの方より自宅の屋上の防水工事を考えているので一度点検をお願いしたいとのご相談をいただきました。お話をお伺いすると現在築10年ちょっと経つとのことでいままで特に点検やメンテナンスはされたことがないそうです。自宅は陸屋根になっており防水の状態をみてメンテナンスを考えているとのことで早速ご相談をくださいましたお客様のお住まいにお伺いし点検を行っていきたいと思います。
早速ご相談をくださいましたお客様のお住まいにお伺いするために鎌ケ谷市東中沢にあるご自宅にお伺い致します。また現在は
新型コロナウィルスの対策としてマスクの着用とアルコール消毒を徹底しお客様のお住まいにお伺いしておりますのでご安心ください。
今回ご相談をくださいましたお客様のお住まいは陸屋根コンクリート造の住宅で屋上だけでなくバルコニーも防水施工が必要なお住いです。
防水はウレタン塗膜防水で約10年、アスファルト防水で約17年の寿命と言われており、見た目がまだ綺麗で問題ないと思っていても定期的に防水層の点検は必要となります。劣化状態をそのままにしておくと雨漏りを引き起こす原因にもなりますので気を付けましょう。
今回ご相談をくださいましたお客様のお住まいのようにコンクリート下地の場合は防水施工はウレタン塗膜防水、アスファルト防水、シート防水のいずれかになります。一般的なお住まいのベランダやバルコニーに使用されるFRP防水とは仕様が異なるのです。
ご相談をくださいましたお客様のお住まいはウレタン塗膜防水のようです。一部剥がれがみられます。また部分的な補修の跡もみられました。
屋上に設置されている排水口が屋根の面積約45㎡に対して小さいため排水が追い付かない可能性があることに気づきました。そうなると水溜まりを作りやすくなります。また水の滞留時間が長くなることで防水層の劣化や雨漏りのリスクを高める原因となります。
今回ご相談くださいましたお客様には、立ち上がりには苔の付着なども見られましたが大きな問題はなく、雨漏りを起こっていないことから排水口の必要な部分だけ補修を行いトップコートで表面を保護るるようご提案し、工事のご依頼をいただきました。
早速工事を進めていきます。防水工事は塗装工事と同じくまずは表面の洗浄を行っていく必要があります。高圧洗浄機を使用して汚れなどを一気に洗い流していきます。また今回や陸屋根ですので足場の設置などはおこなっていません。そのため洗浄時の水の飛散防止のためのメッシュシートもないため、ベニヤ板を使用しながら水の飛散を防止しています。
つづいて排水ドレンの補修を行います。部分補修をしていくため補修部位が広がらないように気を付けながらドレンの周りを切っていきます。ドレンの取り換えは防水施工を行うたびに行った方が良いです。ドレンの劣化とつまりは防水層の劣化にも直結してきます。
改修用ドレンの取り付けを行っていきます。改修用ドレンは既存のドレンをカバーし、雨漏りを防ぐといったものです。改修ドレンの裏側にシーリングを塗り取り付け時に隙間のないようにしていきます。ドレンを差し込んだらさらに密着させるために叩いていきます。防水層は緩やかな勾配ですのでドレンを取り付けた場合のことを考えて不陸調整を行わないと防水層に水たまりが出来てしまい雨漏りの原因にもなります。下地処理を入念に行うことで防水層が長期的に守られるのです。
ドレンの周りに補強布の設置とシーリングで被せて均一に馴らしていき硬化したらトップコートを立ち上がりから塗布していきます。
立ち上がりとの取り合いもムラなく均等になるよう平場もトップコートを行っていきます。トップコートをするかしないかで防水の耐用年数も変わってくるのです。漏水が起こってしまうような原因を作らない限り防水層を補修する必要はありませんので5年ごとには定期的に点検やメンテナンスを行うようにしましょう。
以上でドレンの取り換えと一部補修、トップコート防水工事は完了となります。防水層の劣化の放置は雨漏りを引き起こす原因にもなりますので定期的な点検とメンテナンスを行うように心がけましょう。
街の外壁塗装やさんではお住まいの防水工事も承っております。陸屋根の方やベランダバルコニーの防水にお困りの方、お悩みの方はぜひ一度街の外壁塗装やさんにご相談ください。
記事内に記載されている金額は2021年06月16日時点での費用となります。
街の外壁塗装やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
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