君津市北子安にお住いのお客様より「築10年程が経ち、初めての塗装工事を考えている」と、お問い合わせをいただき建物の事前調査にお伺いさせていただきました。外壁の色褪せや外壁材の継ぎ目に充填されているコーキングにひび割れが起きている状態が出ている状況です。築年の経過と合わせて既存の塗膜やコーキングは、傷んでいきます。コーキングのひび割れに関しては、ひび割れが悪化してしまうと外壁からの雨漏りの原因となってしまいますので、塗装工事と合わせてコーキングの補修が必要です。屋根の状況は、北側に苔が多く発生している状況です。苔は、屋根材の劣化を早めてしまいますので、苔の発生と屋根材の耐久性維持のためにも屋根塗装が必要な状況です。
お客様に屋根・外壁の状況をご報告させていただき、塗装工事のご提案させていただきました。屋根・外壁塗装に使用する塗料として、シリコン塗料の中でも耐久性が高い日本ペイントのパーフェクトシリーズでの塗装工事をご提案させていただき、屋根・外壁塗装工事のご依頼をいただき工事に着工させていただきました。
施工内容
外壁塗装 屋根塗装 シーリング打ち替え 部分塗装
使用材料
屋根=パーフェクトベスト(トリノブラウン)、外壁塗装工事=パーフェクトトップ(ND-108艶消し)
屋根の全体の状況が確認できるように、ドローンで屋根の航空写真を撮影させていただきました。北側と南側とでは屋根の色が違うことが確認出来ます。北側は、汚れは苔の繁殖が原因です。苔は、
陽があたりずらい
北側は苔が発生しやすいことが実情です。屋根材として、使用されている化粧スレートは苔の発生によって傷みやすくなり屋根材としての耐久性が低下してしまいます。南側は、塗膜の劣化が進み白く色合わせている状況です。
外壁の状況です。屋根同様に北側の外壁には、苔の発生によって黒く汚れが目立ってしまっている状況です。外壁のコーナーや外壁の中央に設置されている
化粧幕板
の継ぎ目には、防水処置としてコーキングが充填されています。コーキングは、経年劣化によって硬化し現状の様にひび割れが起きています。コーキングは、外壁からの雨水の浸水を防ぐ役割がありますので、現状のように傷んだままでは雨漏りの原因となってしまいますので、外壁塗装工事と合わせてコーキングの補修が必要です。
屋根・外壁塗装工事に着工にあたり、ご近隣の方々へ工事着工前日までにご挨拶にお伺いさせていただきます。工事内容と
工事着工日・高圧洗浄日を一件一件
にご説明させていただき、工事着工日を迎えます。仮設足場の設置後、屋根・外壁塗装工事の最初の工程は、高圧洗浄を行います。
高圧洗浄作業の状況です。屋根から外壁と順に下がりながら洗浄作業を行います。屋根・外壁ともに北側には苔が広範囲に渡り発生していますので、残らないようにしっかりと洗浄を行い除去していきます。屋根→雨樋・破風板→2階の外壁→1階の外壁の順で洗浄していきます。
屋根・外壁の高圧洗浄が完了後は、外壁の目地とサッシ廻りのコーキング作業を行います。目地のコーキングは、既存のコーキングを撤去し
新しいコーキングを充填し、サッシ廻りは新しいコーキングを充填する増し打ちで作業を行っていきます。
外壁の目地・サッシ廻りのコーキングに合わせてマスキングテープをテープを設置し、新しいのコーキングと外壁との
密着性を高める性能のあるプライマーを目地・サッシ廻りに
塗布し乾燥後に新しいコーキングを充填していきます。
新しいコーキングを充填後は、専用のヘラで形を整えコーキングの充填作業を行っていきます。コーキングを充填し時間をあけすぎてしまうとコーキングが硬化し始めてしまいますので、充填後は、時間をあけずに成形作業を行うことが必須です。
外壁塗装の状況です。サッシ廻りなどに塗料で汚さないために養生を施し、その後に外壁塗装工事を開始します。外壁塗装は、3回塗りで仕上げていく工程になります。外壁と仕上げ塗料の密着性を高める下塗り材を外壁全体に塗布後、仕上げ塗装2回塗りで作業を進めていきます。下塗りには、日本ペイントのパーフェクトサーフを使用し、ローラーと刷毛を使い分け外壁全体に塗布していきます。
下塗り作業が完了し、乾燥後は仕上げ塗装工事を行います。仕上げ塗装に使用する塗料は、日本ペイントの
パーフェクトトップです。塗料の特徴として、日本ペイント独自のラジカル制御によって美観が長持ちし、シリコン塗料のなかでもトップクラスの耐久性をもつ優れた塗料です。使用する色は、ND-108
の艶を抑えた色になります。お客様のご希望で、艶のないマッドな仕上がりのご要望をお伺いしましたので、
艶を抑えた塗料を使用します。
仕上げ塗装工事の状況です。凹凸のある外壁材ですので、塗り残しが出ないように確認作業を行いながら、塗装箇所に合わせてローラーと刷毛を使い分け全体に1回目の仕上げ塗装を行います。しっかりと既定の乾燥時間をあけてから、2回目の仕上げ塗装を行い外壁塗装工事の完了です。
続いて
屋根塗装工事の状況です。屋根塗装工事に使用する塗料は、日本ペイントの
パーフェクトベストで色は、トリノブラウンを使用します。トリノブラウンは、ブラウン系の色の中でも濃い分類の色になります。
屋根塗装工事も外壁塗装工事と同様に3回塗りで仕上げていきます。下塗り材には、浸透シーラーを使用します。特徴として、高い付着力があり仕上げ塗装の吸い込みを防ぐ固化性能が高い下塗り材です。下塗り材を屋根全体に塗布後、既定の乾燥時間をあけて仕上げ塗装工事に入ります。屋根の袖の部分などローラでは仕上げ塗料の塗布が難しい部分に刷毛で塗装を先に行ってからローラでの仕上げ塗装を行います。
屋根の仕上げ塗装工事の状況です。外壁塗装工事と同様に1回目の仕上げ塗装後、既定の乾燥時間をあけてから2回目の仕上げ塗装工事を行います。塗装工事で重要なことは、塗膜の性能をしっかりと維持するためには、しっかりと塗膜を形成することが必要です。そのために塗装工事1工程毎に乾燥→塗装を行い事が塗装工事では必須な施工です。
軒天と雨樋の付帯部への部分塗装工事です。軒天は外壁と同様の素材が使用されていますので、外壁塗装と同色の色で塗装を行い、雨樋は薄いグレーで塗装を行っていきます。付帯部への部分塗装工事は、2回塗りで塗装を行い色ムラなどが2回目の塗装後に合った場合は、再度塗装を行い色が均一になるように塗装工事を行います。
最後に、外壁全体のチェック・タッチアップを行い屋根・外壁塗装工事のすべての工程が完了です。
仮設足場の解体後に、屋根塗装完了状況をドローンで撮影を行わせていただきました。
塗装前は、北面は苔の発生による変色。南面は、色褪せが起きていた状況でしたが、
屋根塗装工事を行ったことで屋根の美観性と機能性が戻り、
綺麗に仕上がっています。
屋根・外壁塗装後に、お客様と立ち合い確認を行わせていただき「希望通りの色で綺麗に仕上がりました」と、ご満足いただけました。今後は、定期的に塗装後の状況を点検にお伺いさせていただきます。
屋根塗装工事・外壁塗装工事は、街の外壁塗装やさんにお任せください。
屋根・外壁塗装工事を行わせていただき、1年点検にお伺いさせていただきました。外壁の状況の確認です。アイボリー系の色で塗装を行わせていただき、1年経過した状態ですが、塗膜の剥がれや苔の発生など発生は起きておらず良い状態が保たれています。
外壁の継ぎ目に充填されているコーキングの状態は、ひび割れなど症状は出ておりませんでした。ドローンにて、日の当たりずらい北側の全体を確認させていただきました。外壁同様に屋根にも苔の発生は出ておりませんでした。塗装工事に使用した、日本ペイントのパーフェクトシリーズで屋根・外壁塗装工事を行わせていただきました。パーフェクトシリーズの特徴である、ラジカル制御によって綺麗な状態がしっかりと維持されています。
屋根全体も状況を確認するためにドローンを使用して確認を行いました。定期点検時にお住いの状態を撮影させていただき、状態の変化などが分かるようにしています。引き続きお住いの状況を維持・管理するための対応を行わせていただきます。(
屋根・外壁塗装工事の費用はこちら)
記事内に記載されている金額は2022年06月22日時点での費用となります。
街の外壁塗装やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
外壁塗装、
屋根塗装、
外壁・屋根塗装、
ベランダ防水の料金プランはそれぞれのリンクからご確認いただけます。