
「築10年で塗り替え時期かなと。海沿いなので早めに塗り替えをしておきたいです。」
このようなお問合せを上天草市にお住まいのお客様から頂きました。
海沿いの地域では、潮風に含まれる塩分の影響で建物の劣化が内陸部よりも早く進行します。特に金属部分は錆びやすく、放置すると穴が開いてしまうこともあります。今回のお客様は、そうしたリスクをしっかり理解されており、大きなダメージが出る前に対策したいとのご希望でした。
使用材料
・1液ハイポンファインデクロ・水性ケンエース・ファインパーフェクトトップ

今回の工事は弊社代表の富野誠が担当させていただきました。
15年以上の実務経験を積んだベテラン職人で、国家資格である1級塗装技能士を保有しております。1級塗装技能士とは、塗装の知識と技術が国から認められた証明となる資格で、高い技術力の証です。
また、街の外壁塗装やさん2024-2025年において「ブログ数1位」「施工事例数1位」「お問合せ数1位」を受賞いたしました。これも日頃から熊本県にお住まいの皆様へ、安心して暮らせるような高品質な塗装工事をご提供できるよう努めてきた結果だと感じております。
少し人見知りな性格ですので、気軽に話しかけて頂けると嬉しいです。デザイン面のセンスには定評がありますので、色選びで迷われた際はぜひご相談ください。
| 築年数 | 10年 |
| ハウスメーカー | セイカホーム |
| 付帯部 | 雨樋、軒天井、破風板、水切り |

今回施工させていただいた付帯部は、雨樋、破風板、軒天井、水切りの4か所になります。付帯部とは、外壁や屋根以外の建物を構成する部材のことで、これらも定期的なメンテナンスが必要です。
現場調査で確認したところ、どれも色褪せしているだけの劣化にとどまっており、その他目立った劣化症状は見られませんでした。ひび割れや欠け、錆の進行、腐食といった深刻な状態にはなっておらず、まさに「塗り替えのベストタイミング」と言える状態でした。

こういった少し汚れたくらいの段階で塗り替えておくと、お家を傷めずに綺麗なまま維持することができます。早めのメンテナンスは、結果的に建物の寿命を延ばし、大規模な修繕費用を抑えることにもつながります。
「まだそんなに汚れていないから」とお家のメンテナンスを後回しにしていると、一瞬でコケが生えて、チョーキングを起こし、気づいたころには外壁が傷んでいることも有るのでご注意ください。チョーキングとは、外壁を触ると白い粉が手につく現象で、塗膜が劣化しているサインです。
目安としては大体前回の塗装工事から10年前後経ったら一度点検を入れておくのがお勧めです。特に海沿いの地域では、8年程度で点検されると安心です。
現場調査後、お見積書を作成し、後日直接お客様にお渡しいたしました。
弊社では必ずお客様と対面でお見積内容をご説明しています。工事の詳細を一つひとつ丁寧に説明し、分からないことがあればその場でお答えして不明な点を全て無くしてご検討いただきます。「なんとなく不安」という気持ちを残さないことが、私たちのポリシーです。
今回の工事は費用75万円(外壁塗装込み)、工期13日間(外壁塗装込み)でご提案させて頂きました。付帯部だけでなく外壁塗装も含めた総合的なメンテナンスプランとなっており、一度の足場設置で全体を施工することで、コストパフォーマンスにも優れたご提案となりました。
結果、内容にご納得頂けたため今回工事のご縁を頂くことが出来ました。お客様からは「説明が分かりやすく、安心してお任せできると思った」とのお言葉を頂戴しました。
下塗り:1液ハイポンファインデクロ(日本ペイント)

金属部分の錆止め専用塗料です。錆の発生を強力に防ぎ、海沿い地域でも優れた防錆効果を発揮します。1液型なので扱いやすく、均一な塗膜を形成できます。
軒天井中塗り&上塗り:水性ケンエース(日本ペイント)

軒天井用の塗料として使用しました。水性塗料なので臭いが少なく、環境にも優しい塗料です。通気性があり、軒天井に適した性能を持っています。
雨樋、破風板、水切り中塗り・上塗り:ファインパーフェクトトップ(日本ペイント)

仕上げ用の高耐久塗料です。優れた耐候性を持ち、汚れにくく、美しい仕上がりが長持ちします。ラジカル制御型塗料という最新技術を採用しており、塗膜の劣化を抑えます。

まずはサンドペーパーを使った付帯部の表面を研磨する作業から始めます。ケレンとは、塗装前の下地処理のことで、この工程の丁寧さが仕上がりの品質を左右します。
研磨することで表面に付着した細かな汚れやコケ、錆を落とし、表面を清潔にします。どんなに良い塗料を使っても、下地が汚れていては塗料が密着せず、すぐに剥がれてしまいます。
更に、研磨することで表面に小さな傷をつけることができ、塗装する際にこの傷を埋めようと塗料が食いつくので、密着力が高くなります。いわばアンカー効果と呼ばれる現象で、塗料がしっかりと定着するための準備です。
この工程は地味ですが非常に重要で、私たちは妥協せず丁寧に作業を行っています。

続いてローラーを使って1液ハイポンファインデクロを丁寧に2回塗布します。
水切りは素材が金属のため、仕上げの塗装をする前に錆を防止するための錆止め塗料を塗る必要があります。水切りとは、外壁の下部に取り付けられた金属製の部材で、雨水が基礎に侵入するのを防ぐ重要な役割を持っています。
特に海沿いの地域は潮風によって錆が出やすいため、念入りに防錆をする必要があるので2回塗っています。通常は1回塗りでも問題ありませんが、今回は海沿いという立地条件を考慮し、より強固な保護層を形成するために2回塗りを採用しました。
1回目の塗装が乾燥したことを確認してから2回目を塗布することで、均一で厚みのある錆止め層を作ることができます。

下塗り塗料乾燥後、ローラーを使って仕上げ用塗料を丁寧に1回塗布します。
軒天井には「水性ケンエース」、それ以外の雨樋・破風板・水切りには「ファインパーフェクトトップ」を使用しました。部位によって最適な塗料を使い分けることで、それぞれの場所に適した性能を発揮させることができます。
中塗りは、下塗りと上塗りの橋渡しをする重要な工程です。下塗りで整えた下地に、仕上げの色を定着させていきます。この段階で塗りムラがないか、色の発色は良いかなどを確認しながら作業を進めます。

中塗り塗料乾燥後、ローラーを使って中塗りと同じ塗料をもう一回塗布します。
仕上げ塗料を2回塗る事で、塗膜のムラを減らし厚みを持たせることができます。ムラを減らすことで見た目を美しくし、厚みが出ると丈夫になるので長持ちしやすくなります。塗膜とは、塗料が乾燥して形成される保護膜のことで、これが建物を風雨や紫外線から守ってくれます。
上塗りでは、特に塗り残しがないよう細部まで確認しながら作業を行います。塗料の乾燥具合や天候も考慮しながら、最適なタイミングで塗装することで、美しく耐久性の高い仕上がりを実現します。
今回外壁塗装と合わせての工事となっており、この後は点検・手直し・足場解体を経て、最後に掃除をしたらお客様へお引き渡しとなります。最終点検では、塗り残しや不具合がないか隅々までチェックし、お客様に安心してお使いいただける状態でお引き渡しすることを心がけています。
施工前は全体的に色褪せが目立ち、くすんだ印象でしたが、施工後は見違えるように明るく美しい仕上がりになりました。特に水切りは錆止めをしっかり施したことで、今後長期間にわたって錆の発生を防ぐことができます。
Q1. 付帯部塗装は外壁塗装と同時にやるべきですか?別々でも大丈夫ですか?
A. 同時施工を強くお勧めします。付帯部も外壁も塗装する際には足場が必要となり、足場代は1回につき15〜20万円程度かかります。
Q2. 海沿いの家は何年ごとに塗り替えが必要ですか?内陸部と違いはありますか?
A. 海沿いの住宅は内陸部よりも塗り替え周期が短くなります。内陸部では10〜15年に1回が目安ですが、海沿いでは8〜12年に1回の塗り替えをお勧めします。
Q3. 付帯部塗装だけの工事もできますか?費用はどれくらいですか?
A. もちろん可能です。付帯部のみの塗装工事も承っております。費用は付帯部の種類や数、建物の大きさによって異なりますが、一般的な戸建て住宅の場合、足場代込みで30〜50万円程度が目安となります。
今回は上天草市の海沿いにお住まいのお客様宅で、付帯部塗装工事をさせていただきました。
築10年という早めのタイミングでメンテナンスを決断されたことで、大きな劣化が進む前に対処することができました。特に海沿いの地域では、潮風による錆や劣化が早く進行するため、定期的な点検と早めのメンテナンスが建物を長持ちさせる秘訣です。
「まだ大丈夫」と思っていても、劣化は確実に進行しています。前回の塗装から8〜10年経過している方、海沿いにお住まいの方、チョーキングや色褪せが気になる方は、ぜひ一度無料診断をご利用ください。
弊社では、熊本県内全域で外壁・屋根・付帯部の塗装工事を承っております。国家資格を持ったベテラン職人が、お客様のお家を丁寧に診断し、最適なメンテナンスプランをご提案いたします。
お見積りは無料ですので、お気軽にお問い合わせください。皆様の大切なお家を、私たちにお守りさせていただければ幸いです。
電話:0120-555-378
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記事内に記載されている金額は2025年12月06日時点での費用となります。
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