熊本市中央区のマンションオーナーの方からこのようなお問合せを受けました。
現地調査にお伺いしたところ受水槽が思った以上に塗り替えには早い状態で今塗り替えるともったいないので、あと3年は塗装しなくてもよいと代表の富野が判断いたしました。
それよりかは受水槽架台の基礎巾木のコケを処置した方がいい状態だったのですが、半年前にも洗ってすぐコケが出るからどうにもできなくて困っているとのことでした。
なので当店から「カビなど菌を死滅させる材料を使いつつ、撥水加工をして繁殖しにくい状態を作る工事」をご提案したところ、エントランスも一緒にして欲しいとのことで内容にご納得いただき今回工事のご縁を頂きました。
ビフォーアフター
工事基本情報
施工内容
シーリング打ち替え 防水工事 足場工事
使用材料
コケ除去：カビコケモ 撥水加工：クレストン コーキング打ち替え：サンライズH100、オートンイクシード 錆取り：AGUA SR200
施工期間
6日
保証年数
保証なし（定期メンテナンス有）
工事費用
235000円
コケは放置しているといつか腐食して生えているところが破損していくのでできるだけ早めに対処することが大事になります。
まずはいつも通り高圧洗浄なのですが、今回はその前に一つ材料を塗布していきます。
使用した材料は株式会社ミヤキの「カビコケモ」です。
カビとコケと藻の除去剤でそこにあるこれらの菌を死滅してくれる材料になります。
これを塗布して30分後にいつも通り高圧洗浄して洗い流すと奇麗になります。
これを架台とエントランスの両方に行っていきます。
なぜコーキングを？と思うかもしれませんが、今回塗装工事は行わないのでコーキングが普通のものだと耐候性が少し不安なため高耐候性のものへと交換することになりました。
使用したコーキング材はサンライズ株式会社の「サンライズH100」とオート化学株式会社の「オートンイクシード」です。
共に紫外線等に強い高耐候性を持っていて、オートンイクシードは耐用年数が15年と長持ちなので最近人気の材料になっています。
石彫はカッターで剥がすときにあまりしつこくやると傷が入る可能性があり、しっかりと古いコーキングを剥がせないため接着力の高いサンライズＨ100を使用しました。
使用した材料は株式会社ミヤキの「クレストン」で多孔質石材専用の保護剤です。
内部に浸透して優れた撥水性や撥油性を発揮し、汚れなどが染みにくくしてくれます。
裏面からの水分の吸い上げも抑制してくれるようになります。
石彫の中で唯一艶がある部分だけは塗りながら拭き取らないとムラになるのでウエスを使って塗って拭き取っての作業になります。
使用した材料は株式会社アグアジャパンの「AGUA SR200」です。
この作業を3回繰り返していきます。
これにてこちらのお客様の工事は全て完了になります。
記事内に記載されている金額は2023年08月31日時点での費用となります。
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