築年数が10年を経過したあたりから訪問業者による営業が非常に多くなったそうです。ご近隣の方が訪問業者で工事をした際に色々と不具合が生じてどこに頼んでよいか分からなくなり弊社へお問い合わせ頂きました。塗装について納得のいくまで説明をさせて頂き、工事のご依頼を頂きました。
塗装工事を始める前にまずは外部に足場を組みます。
足場を組む理由としては
・安全に作業が出来る(職人や資材等の転落防止)
・効率よく作業が出来る(作業床がある為、効率が良い)
・近隣への配慮が出来る(塗料の飛散防止)
等の理由があります。
細かいことをいうと他にも沢山ありますが、大まかにこの3点です。
少し前は足場無しでやる業者さんも多かったですが近年は安全への配慮という事で
2メートル以上の高所作業では足場が必須となっています。
まずは高圧洗浄という作業です。
経年劣化によって外壁にはカビや藻、埃等の汚れが付着しています。
また塗膜も弱くなっており、その上から塗装をすると密着力が悪く
早期の塗膜の剥がれや塗膜の膨れに繋がってしまいます。
ですので高圧洗浄にて綺麗に除去していきます。
一般的な家庭用の高圧洗浄機と比べてかなり圧力が強いです。
漏れの無い様に時間をかけてゆっくりと洗浄をしていきます。
今回使用する塗料は
AGCコーテック株式会社のルミステージという商品です。
紫外線に強い『フッ素樹脂』で出来ているルミステージは
一般的なシリコン塗料が10年前後で劣化するのに比べて
20年程の長期間にわたって美しい光沢と十分な性能を保ちます。
初期費用は高くなりますが年間のランニングコストで考えると
シリコン塗料よりもコストパフォーマンスが良いのでとてもお勧めの商品です。
高圧洗浄が終了した所で塗装の作業に進んでいきます。
まずは下地と塗料の密着力を高める接着剤の様な役割をする下塗りをしていきます。
次に仕上げの色となる中塗りと上塗りをしていきます。
1工程毎に乾燥時間があり、それを守らずに一気に仕上げてしまうと
塗料に硬化不良が生じて品質に影響が出てしまいます。
ですので仕様に沿った乾燥時間を守り工程を進めていきます。
メインとなる外壁の塗装以外にも塗装出来る箇所があります。
雨樋や雨戸、軒天等の付帯部分です。
足場を組む際には付帯部分の塗装は必ず行った方が良いです。
また足場を組んだ際に外部の調査を再度行い補修または交換が必要な箇所は
塗装前に交換する事をお勧め致します。
記事内に記載されている金額は2017年10月20日時点での費用となります。
街の外壁塗装やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
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