雨漏りがきっかけとサイディングが落ちてきているのを確認したので工事をしようと思いました。
施工内容
外壁塗装 その他 サイディングカバー工法
使用材料
日本ペイントアンダーフィラー弾性エクセル パーフェクトトップ
まずは足場の設置をしていきます。今回の現場は3階建てのお宅になります。北・南・東面のみの足場組立になります。
外壁タイル部分が割れてしまっています。右側の写真はタイル目地部分に苔が生えている状態です。湿度が高くなりやすい環境で苔は成長しやすくなります。
まずは、透湿防水シートを貼っていきます。透湿防水シートは外部からの水の侵入を防いでくれて内部の湿気を外に逃がしてくれる役割があります。そして透湿防水シートを貼った後に、胴縁を取り付けていきます。胴縁と胴縁の間に空気層ができます。裏側に水分が入り込んだとしても空気層がある為、外壁内に雨水が入っても排除される構造になります。
土台水切り、スターターを取り付けて窓廻りや外壁のつなぎ目には見切り縁と呼ばれる金物を取り付けていきます。この金物に金属サイディングを差し込んで固定させていきます。
今回はこちらのサイディングを使用致します。旭トステムのDANサイディングのスタッコになります。
DANサイディングの性能と特徴・・・耐震性
柱や梁などの躯体にかかる負担が少ないので、地震時の建物への影響が最小限に抑えられます。
施工性
軽量で安心、施工するときの負担が少ない。
通気工法
壁体内結露を抑える効果(冬季)
壁体内に侵入した水蒸気を外気に逃がすことで、壁体内結露を抑えます。
室内側への雨水の侵入を抑える効果
万一雨水がにじみ入った場合には、通気層を確保することで排出します。また、躯体面には雨水は通さず水蒸気は通す透湿防水紙を使用していますので2重の防水効果を持っています。
日射熱を遮熱する効果(夏季)
熱の伝導を通気によって遮断・放散し、室内温度の上昇を抑えます。
環境性
地球環境への負荷を低減した商品です。
塗膜の変色・褐色15年・10年保証・・・著しい変色や褐色が無いことを15(10)年保証します。そして、汚れが付きにくく落ちやすいセルフクリーニング機能もあります。
防火性・防水性
新築住宅の外壁材にも仕様できるよう、公的認定番号を取得しています。Danサイディングでは本体のかん合部に防水パッキンを装着して水密性能550Paという性能をクリアしています。
耐凍害性・耐食性
寒冷地では、外壁材に湿気が入り込み、それが凍結と融解を繰り返すことで基材の劣化を引き起こします。Danサイディングでは、芯材の硬質発泡ポリウレタンにも水分の吸収の少ないタイプを使用していますので、寒冷地でも安心です。現実環境に近いとされる「複合サイクル試験」でガルバリウム鋼板の「平均1/5」の腐食原料を記録したエスジーエル。試験体のばらつきを考慮しても、ガルバリウム鋼板の3倍強の耐食性が期待できます。
断熱性・防音性・遮熱性
Danサイディングに充てんされている硬質発砲ポリウレタンは優れた断熱性能を持っています。夏に涼しく、冬に暖かいだけではなく省エネ効果も期待できます。
表面材(鋼板またはアルミ板)と裏面材(アルミラミネート加工クラフト紙)の間に硬質発砲ポリウレタンを挟み込んだサンドイッチ構造は、断熱効果だけでなく優れた防音効果を発揮します。
太陽光の熱エネルギーを表面で反射する、遮熱効果の高い着色顔料を使用した鋼板です。鋼板表面の温度上昇を抑え、屋内への熱の侵入を低減します。
胴縁に水平をみながら金属サイディングを打ち付けていきます。
仕上げキャップを付ける前にシーリングを打ちます。金属サイディングの場合シーリングは仕上げ部材で覆われる為紫外線や雨風の影響を受けにくいです。金属サイディングが結合する部分に仕上げキャップを取り付けます。
ガレージのシャッターになります。こちらはケレンをおこなってから錆止め塗布したあと、日本ペイントのファインパーフェクトトップを塗装して仕上げています。
完成致しました!バルコニー内の壁は現状のままですがそれ以外は綺麗に仕上がりました。
記事内に記載されている金額は2023年05月12日時点での費用となります。
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