だいぶ前から、雨樋に不具合があるようで気になっているとお電話がありました。雨樋の不具合は、放っておくと大切なお家を傷めます。ご連絡の日は雨天でしたが、雨樋からの水漏れや、雨漏れなどは、雨の日に伺うと様子がよくわかりますので、その日のうちにお伺いしました。
※この記事の最後に「雨樋」「雨漏り」について正確な情報満載のページへのリンクがあります。
是非そちらもご覧になりお役立てください。
少し見にくいですが、雨樋の上部から雨水が漏れているのが分かると思います。
一般に屋根に平行に走っている横樋からの水漏れは、ゴミが詰まって雨水が流れず
あふれているものが多いのですが、こちらの雨樋はよくみると横樋の下に設置の
「集水器」部分とその下で角度を曲げながら接続させる部品
「エルボ」との間に隙間が出来ているようです。
雨樋の変形・歪みからの不具合でなく、上部が動いだ様子もありません。
下の部分が何らかの原因で下がってしまった結果のようです。
原因はさておき、補修は難しくなさそうです。
雨ですが、他の雨樋部分も点検を行った結果、不具合が起きているのは、この部分だけのようでした。
お客様には、状況と補修方法・費用などをお伝えしたところご了承され補修工事を承り、後日雨天でない時に補修にお伺いすることに致しました。
後日の補修日です。お客様にご連絡の上お伺いしました。
2階の上屋根の下部分ですので、安全の為慎重に梯子を使っての作業です。
晴れの日ですので、不良部分がよくわかります。
外れている下部雨樋部品の
「エルボ」も、上部の
「集水器」部分もこのままですと動きませんが、損傷は見当たりません。
接続部分は、はめ込めばよい設計になっています。
きちんと設置すれは、ズレ落ちる心配は無く接着剤などを使う必要もありません。
点検でも念のために別の箇所の雨樋すべてを見ましたが、きちんと収まっています。
従って、
補修の手順は、
1.雨樋を外壁に取り付けてあるデンデンを一旦取り外して竪樋を持ち上げ2.不良部分を接続して繋ぎ、3.デンデンを戻せば出来上がりです。念のため、接続部分は接着剤で固定したほうが良いのではと思われるかもしれませんが、ゴミや異物などが雨樋に詰まった場合、この部分を取り外せると簡単に掃除が行えるのです。雨樋の詰りは分かり次第出来るだけ早い対処が望ましいものです。
補修後の
「エルボ」です。
「デンデン」(竪樋の取付金具)を一旦取り外し、竪樋を持ち上げ「エルボ」(横樋・集水器等と竪樋等を繋ぐアタッチメント)を「集水器」に接続させました。
取り外しておいた竪樋の接続部品「デンデン」を全て付け直し補修工事終了です。
補修前と補修後の写真です。
竪樋の日やけ跡のずれが本来の位置の収まり
「デンデン」で隠れました。
こちらも補修後の竪樋上部です。
写真左側竪樋の持ち上げ寸法、約2cmのズレが確認できました。
こちらの雨樋接続不良が起きたのは、日焼けの後からだいぶ前からのようでした。
幸い、大きな被害などはありませんでしたが、一カ所雨樋が外れていると台風時や突風の際に雨樋がもぎ取られて飛んでいくこともあり得ます。
雨樋の少しぐらい不良でもどうせ屋外なので濡れることはさけられないし・・・。面倒だし・・・。いえいえ、原因が何であっても、このままの状態ですと雨樋周辺の鼻隠しや軒天が雨水にさらされ続け、損傷リスクになるのは間違いありません。事によると見えない不具合が隠れている場合や、大きな災害の引き金にもなりえます。何か不具合を見つけたら、
当
街の外壁塗装やさん
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記事内に記載されている金額は2021年05月28日時点での費用となります。
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