ユニットバスの天井・壁の汚れが気になりリフォームを検討されてお電話を頂きました。お客様は、ユニットバスその物を取り換える工事、壁・天井をカバー工法で施工する工事もお考えになったようですが、給湯器を最近交換したこともありできれば塗り替えで綺麗にしたいとのご希望でした。
相談を受け点検に伺い、当社からも高額費用が掛からず綺麗に仕上がる塗装をお勧めしました。同時に、換気扇の音に不具合を感じたため交換を提案致し、後日当社にご契約を頂きました。
施工内容
室内塗装 その他 ユニットバス(天井・壁)塗装・換気扇交換
使用材料
パイロキープ・パナソニック天井埋込形換気扇
浴室換気扇は、24時間の運転が基本。当然寿命があります。手入れの仕方で長くも持ちますが経年劣化は音で分かります。
異音を放置しておくと、異音がどんどん大きくなり不快ですし、ファンの能力も落ち、湿気が効率的に排気できず室内のカビ発生原因になり、火災の原因にも繋がります。
異音が長く続くようでしたら換気扇交換をお勧めします。
◎トタンで出来た 30年以上働いてくれていた換気扇です。外側にもサビ付きが酷い状態になっています。
◎旧換気扇本体の状態です。汚れ、サビで傷んだ状態が分かります。
◎このタイプは、換気扇カバーをはずしてもファンが直接見えず、安全ではありますが、お客様には掃除が困難なタイプでした。
そのためもあり、ファン部分もほこりがビッシリ付いています。ファン自体の役目はほとんど出来ない状態ではと推察します。
浴室換気扇より換気口に繋がるパイプ内が、ホコリ・ゴミがたまっていた為清掃しました。
◎新規取り付けた換気扇です。サビも出にくいプラスチック主体で軽く出来ています。
◎浴室から掃除がし易くなってます。換気扇の音も静かになりました。
塗装前の浴室です。
一面にカビが生えているように見えますが、表面の塗膜が細かく剥がれています。
◎塗装する面すべてを研磨紙で、丁寧に研磨し汚れを落とします。
◎その後、水洗いします。汚れがだいぶ落ちています。
研磨の後、清掃用アルコール(I.P.A.)で、邪魔な脂分有機物を取り除きます。この作業を怠ると、塗装に不具合を起こすことがあります。浴室ですので湿気によるカビの原因菌への消毒にもなります。(きちんと塗装されていれば中でカビが繁殖する事はありませんが)
塗装しない部分をシートで覆います。(≒養生作業)
今回は、天井と壁を塗装しますので、バスタブ、入口のドア、床等を養生し、取り外せる手摺、他は全て取り外しておきます。
◎狭い浴室での吹き付け作業になりますので、換気は、作業員にとっても、お客様にとっても大事です。
その為、換気用に送排風機を設置します。
◎ファンには、使い捨てのビニールダクトを取り付けます。
今回の吹付塗装では塗料を希釈するシンナーを多く使う為、防じんマスクが必要です。
1回目の吹き付け塗装が終わって、乾燥時間を置いた後、2回目の吹付を行いました。
ユニットバス内塗装工事の完成です。塗装前と比べ色も変えたことにより、新鮮に新しく感じられます。
一日の作業時間で綺麗に仕上げることができ、翌日から利用することができます。
換気扇の交換で異音もしなくなり、天井と壁が塗り替えられ、清潔で、気持ちの良いバスタイムになる事でしょう!
ユニットバスの交換や、カバー工法よりリーズナブルにメンテナンスが出来、お客様にも大変喜んで頂けました。
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記事内に記載されている金額は2019年07月24日時点での費用となります。
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