渋谷区広尾でバルコニーの排水口改修工事をおこないました!
以前に外壁と室内の塗装工事をご依頼いただいたお客様で、台風などの暴風雨の際に雨漏りに悩まされているというご連絡いただきました。実際に雨漏りしている動画を拝見しましたが、大量の雨水が天井から落ちている状況でしたので、原因箇所を特定して雨漏り修理工事をご提案しました。
排水口の排水量が足りていない状況で雨水が溜まってしまい、サッシ下から階下へ雨漏りしていたことがわかりましたので、今回は雨漏り箇所の修理と併せて排水口のサイズアップ工事をおこなうことになりました。
既存のサイズから太い配水管に変更する事で排水口の面積が2倍以上になり、屋根からの雨樋と1本に繋いでいた部分も完全に分ける工事も同時に行いましたので、これで雨量が多いときにもしっかりと排水する様になり、お客様にも安心していただくことが出来ました。
排水口の状態をみていきます! ルーフバルコニーになっていて、排水口のある部分は外壁よりも外側に跳ね出している状況です。配水管に詰まりは有りませんが、
雨量の多い雨が長時間降り続くと排水が追い付かなくなり、バルコニー内に雨水が溜まる状況になっていました。
バルコニーの排水口と屋根から降りてきている雨樋が1本に繋がっている納め方でしたので、更に状況としては悪くなっています。この様な納めですとメインの配管は雨樋になりますので、
屋根からの雨量が多いとバルコニーの排水が追い付きません。
地面の中の配水管に繋がっていますがここも1本のままですので、今回は
バルコニーの排水口のサイズを大きくして雨樋と配水管を完全に分離する工事を実施致します!
まずは
バルコニーの排水口のサイズを大きくする工事をおこなっていきます! 配水管と防水層が一体化する様に改修用ドレンを使用します。バルコニーの防水仕上げがFRP防水ですので、
FRPと配水管が一体になった改修用ドレンです。
元々の配水管が
直径50㎜の物が使用されていましたが、交換するのは
75㎜の配水管です。それ程大きくなっていない気がするかもしれませんが、
排水口の面積は約2.2倍になりますので、相当量の雨水を流すことが出来る様になります。
FRPと配水管が一体になっていますので、この上から新たなFRPを被せることで劣化の原因になりやすい配水管と防水層の繋ぎ目が無くなり、ここからの雨漏りの心配も無くなりました。
保護材のトップコートを塗布して仕上げました! 通常のバルコニーでは使用しない大きなサイズになっていますので、雨量が多い雨が長時間降ってもバルコニー内に雨水が溜まる事は、ほぼ無くすことができました。
位置的にはバルコニーの一番端になっていて、左側の壁から1階では外側にバルコニーが跳ね出している作りです。床面の清掃も一緒に行ってスノコを元の状態に戻してバルコニー側での工事は完了となります。
これから
配水管の接続作業をおこなっていきます!
軒天部分に穴が2カ所あるのですが、左側の小さな穴が元の配水管の位置になります。右側が今回新たに開けた穴でここから改修用ドレンの配管が出てきます。新規の方は床面から真っすぐに配管を落とす様にしていくのですが、
元々の配水管は軒天の裏(天井裏)部分で壁側に一旦曲げてから雨樋に繋げていましたので、この点も排水には影響が出ていました。
今回の工事で配水管を床から真下に抜く様にしておりますので、
雨水の流れを阻害することなくスムーズな流れを作ることが可能になりました。
余計な曲がりを付けない様にしましたので配水管は外壁面から離れた位置になっていますが、全く出入りなどに影響する部分ではありませんので、今回は効果を最大限発揮できる納め方で工事を実施します。
地面に埋まっている配水管も元々は屋根からの雨樋と一緒になっていましたが、完全に分離して繋ぎ直しております。これで
雨量が多くなっても雨水が溜まる原因を解消しておりますので、安心していただける状態にすることができました!
最後は
塗装仕上げです。
軒天部分には古い穴が残っていましたので、穴埋め補修をおこなって下地作業をおこないます。
穴埋めした部分はそのまま塗装しても段差ができてしまいますので、パテ処理で下地を平らにして塗装工事の下地を作ります。
以前ご依頼いただきました外壁塗装工事の際に雨樋も一緒に塗装しておりました。
新しい配水管は雨樋と違ってVU管というグレーの色をしていますので、雨樋の塗装と色合わせして仕上げていきます。
軒天も塗装で仕上げます。パテ処理で平らにしておりますので色合わせ下塗装で補修跡が完全に無くなりました。
排水口改修工事が完成しました! 今回は排水口部分の改修工事と併せて配水管工事と雨漏り修理工事など複合的に工事を実施して、
雨漏り修理工事完了です。
工事費用は税込み600,000円で実施しておりますが、塗装工事などの様に価格のプランはご用意がございません。状況をしっかりと調査したうえで最適なご提案を最適な価格でご提案させていただきますので、
建物の事でお困りのことがございまいたら街の外壁塗装やさんまでお気軽にお問合せください(^O^)/
記事内に記載されている金額は2024年10月11日時点での費用となります。
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