江戸川区一之江にお住まいのH様邸にて行った外壁塗装工事の様子をご紹介致します。
「屋根と外壁の塗装を検討しているのでお見積りをお願いします」と、お問い合わせをいただき、現地調査にお伺いしたところ、サイディング外壁や破風板に塗り替えのサインであるチョーキングが発生しておりました。
また、目地やサッシ廻りに充填されているシーリングが全体的に劣化しておりましたので
シーリング工事と
外壁塗装工事をご提案したところ、工事のご依頼をいただきました。
屋根につきましては、耐久性に難があり塗装には不向きなグリシェイドNEOが使用されていましたので、
屋根カバー工事をご提案したところ工事のご依頼をいただきました。
使用材料
外壁:パーフェクトトップ(ND-372) 付帯部:ファインパーフェクトトップ(シャニンブルー・ND-372)
現地調査の様子です。
塗装をご検討しているという事で調査を行うと、外壁材のサイディングの塗装が劣化していることから
苔が発生していました。
サイディングに苔が発生する原因は、塗装の劣化による
防水性の低下や湿気や日陰の環境にあることが挙げられます。
湿気の多い環境では苔が繁殖しやすくなり、日陰に長時間さらされることで湿度が高まり、苔の生育に適した状態となります。
続いて目地やサッシ廻りに充填されているシーリングの調査の様子です。
サイディングのシーリングは経年とともに劣化してしまいますので劣化が進むと、シーリング材に含まれる
可塑剤が溶け出し肉やせし隙間ができたり、
ひび割れやシーリングが剥がれ
欠落してしまうなどの症状が現れます。
特にボード間の目地のシーリングは、劣化すると雨水が浸入しやすくなるため、定期的な点検やメンテナンスが重要です。早めの対処が雨漏りなどのトラブルを防ぐために必要です。
チョーキングが発生している様子です。
外壁の塗装が劣化してくると塗料に含まれている合成樹脂が分解されて
粉状になった顔料が表面に浮き出てきます。
手で触ると外壁の色が付着しますので
塗り替えのサインになります。
調査完了後、H様に調査内容をご説明し、
シーリング工事と
外壁塗装工事をご提案致しました。
今回、H様邸にて行ったシーリング工事と外壁塗装工事の費用につきましては
税込920,000円(足場含む)になります。
使用する材料や施工範囲により費用は異なりますので詳しくは私達、街の外壁塗装やさんまでお気軽にお問い合わせください。
高圧洗浄の様子です。
外壁塗装工事では先ず高圧洗浄の工程から開始致します。
高圧洗浄は、外壁に付着した汚れや苔・藻・カビなどを落とすための重要な工程です。
高圧洗浄機を使用して、剥がれそうになっている塗膜や古い塗膜も剥がすことができます。
塗装工事では、高圧洗浄を行わないと新しい塗料が密着せず、塗料の耐用年数に影響してしまいます。
シーリング工事の様子です。
目地に新しいシーリングを充填するために古くなった既存のシーリングを専用の工具で剥がし取ります。
専用のカッターで切り込みを入れ、引っ張り出すことで古いシーリングを完全に取り除きます。
プライマーを塗布する様子です。
シーリング工事において、プライマーはシーリングとサイディングの側面の
接着力を高める非常に重要な役割を果たします。
特に窯業系サイディングの継ぎ目であるワーキングジョイント部分において、
プライマーの塗布は欠かせません。
新しいシーリングを充填する様子です。
プライマーの塗布が完了しましたら、新しいシーリングを充填していきます。
新しく充填した
オートンイクシードは、
耐用年数15年を超える長寿命のシーリング材であり、その寿命は
20年以上も持続すると言われております。
充填したシーリングをヘラで均す様子です。
新しいシーリングを充填しましたら、仕上げ作業を行います。
側面への密着度を上げるために専用のヘラで空気が入らないように押し込みながら均していきます。
ヘラで均す仕上げ作業により、美しい仕上りを実現することができます。
下塗りに使用した塗料はパーフェクトサーフになります。
外壁塗装工事は主に下塗り、中塗り、上塗りの3回の工程で塗装を行います。
中塗り、上塗りに日本ペイントのパーフェクトトップを使用致しますので下塗り塗料には日本ペイントのパーフェクトサーフを使用しました。
パーフェクトサーフは窯業系サイディングボードの塗り替えに最適な下塗材になります。
防藻・防かび機能や微弾性機能を備えておりますのでヘヤクラックへの追従性があります。
きめが細かいので上塗りの吸い込みが少なく、仕上がり感に優れておりますので美しい仕上がりが期待できます。
下塗りの様子です。
外壁塗装工事において、下塗りの重要性は非常に高いです。
外壁塗装の工程の中で、下塗りは仕上がりの
品質や耐久性に大きく影響を与える重要な作業です。
下塗りの役割は、
塗料の密着性を高めることや、
外壁の保護を強化することにあります。
適切な下塗り作業を行うことで、塗料が均一に密着し、外壁の劣化や汚れから保護することができます。
つまり、下塗りがしっかりと行われているかどうかは、
外壁塗装全体の品質や耐久性に直結する重要な要素なのです。
中塗りと上塗りに使用した塗料は
パーフェクトトップになります。
パーフェクトトップは日本ペイントが提供する外壁塗装用の塗料で、
ラジカル制御形の塗料です。
この塗料は白色顔料を使用しており、その中に含まれる酸化チタンが紫外線を吸収することでラジカルを発生させます。
ラジカル制御形の特性を持つパーフェクトトップは、
外壁を紫外線から保護し、
劣化を抑える効果があります。
色は標準色の中からお選びいただき、H様のご希望によりND-372をお選びいただきました。
中塗りの様子です。
中塗りは、上塗り塗料を均一に塗り、
丈夫な塗膜を形成するための工程です。
中塗りがしっかりと行われることで、外壁塗装の耐久性や美観を保つことができます。
また、中塗りによって下塗りと上塗りの塗料と外壁材の
密着性も高められます。これにより、塗膜の剥がれや膨れなどの問題を防ぐことができます。
外壁塗装工事において、中塗りは見た目には目立たない部分ですが、重要な工程の一つであることを覚えておいてください。
上塗りの様子です。
外壁塗装工事の上塗り工程は、最終的な仕上げを行う工程です。
下塗りや中塗りがしっかりと行われていることが前提となりますが、上塗りがきちんと施されていなければ、外壁の
耐久性や美観に影響を及ぼす可能性があります。
上塗りの役割は、
外壁を保護し美観を保つことです。外壁には日々の気候や外部からの影響によってダメージが蓄積されますが、上塗りによって外壁を保護し、
色あせや劣化を防ぎます。
また、外壁の見た目も上塗りによって決まるため、
外観を美しく保つためにも重要な工程と言えます。
付帯部塗装に使用した塗料は
ファインパーフェクトトップになります。
ファインパーフェクトトップは、パーフェクトトップと同様に
ラジカル制御形の塗料になりますので
紫外線から保護し、
劣化を抑える効果があります。
破風板と幕板はシャニンブルー、その他の雨樋等はND-372をお選びいただきました。
付帯部塗装の様子です。
外壁塗装工事では、外壁以外の破風板や雨樋等の付帯部と呼ばれる部分も塗装します。
塗装する前には、下地調整として
ケレンや
目粗しを行う事で塗料がしっかりと
密着し、美しい仕上りになります。
下地調整が終わりましたら塗料を3回塗りで
重ねて塗っていきます。
付帯部も外壁の塗装と同様に、
耐久性や美観の維持に繋がりますのでムラの無いように丁寧にしっかりと仕上げます。
全ての工程が完了しましたら塗り残しや塗料の飛散が無いか最終確認を行います。
最終確認が終わりましたらお客様お立会いの元、問題が無い事を確認していただきましたら工事が完了となります。
イメージ通り綺麗に仕上がったとの事でH様に大変満足していただけました。
私達、街の外壁塗装やさんでは
点検~お見積り作成まで無料にて実施し、
最適なメンテナンスをご提案させていただきますので、是非お気軽にご相談ください。
記事内に記載されている金額は2024年11月29日時点での費用となります。
街の外壁塗装やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
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