「屋根の波板が劣化しているので交換したい」と、お問い合わせをいただき現地調査にお伺いしたところ、「波板の交換と一緒に鉄部も塗装したい」とご相談をいただいたことがきっかけになります。
波板が張られている鉄骨屋根は、錆が進行しておりました。放置してしまうと、せっかく波板を交換しても屋根の強度が低下してしまい、波板を固定する力も弱くなってしまいますので鉄骨屋根塗装工事をご提案したところ工事のご依頼をいただきました。
ビフォーアフター
工事基本情報
施工内容
部分塗装 その他の塗装
使用材料
日本ペイント ファインパーフェクトトップ（PN-60）
築年数
築30年程
施工期間
4日間（足場含む）
保証年数
1年
工事費用
税込200,000円（足場含む）
波板が張られている鉄骨屋根ですが、塗装が剥がれて錆が進行している状態でした。
鉄が錆びる原因は酸素と水分との反応によるものです。塗装が剥がれて鉄が露出している状態ですと、空気中の酸素と水分とが接触してしまいますので鉄が酸化して錆びてしまうのです。
錆は金属が腐食している状態であり、鉄が錆びると酸素が結合して体積が増えていくため、鉄の劣化が進んでしまいます。
今回、行った鉄骨屋根塗装工事の工事費用につきましては税込200,000円（足場含む）にて施工致しました。
工事費用につきましては、施工範囲や使用する材料により異なりますので詳しくは私達、街の外壁塗装やさんまでお気軽にお問い合わせください。
下地処理のケレン作業は、塗装する面を綺麗にする工程であり、塗料の密着性を高めるために非常に重要です。
ケレンをしっかりと行うことで塗料の持ちや仕上がりに大きく影響します。
具体的には、表面にヤスリをかけて既存の剥がれている塗膜を剥がし、細かい傷を作ることで塗料がより密着しやすくなります。
塗装する下地は鉄になりますので錆止め塗料のハイポンファインプライマーⅡを使用致しました。
ハイポンファインプライマーⅡは、錆止め効果があり優れた防錆性を発揮しますので金属製の素材に最適な下塗り塗料になります。
中塗り・上塗りにはファインパーフェクトトップを使用致しました。
ファインパーフェクトトップは、今までの1液弱溶剤にない「転写性によるグリップ感」、「肉厚によるかぶりの良さ」がポイントで鉄部を始め木部、コンクリート、モルタル、サイディングなどオールマイティーに使える万能な塗料です。
色は既存と同等の色をご希望でしたのでPN-60にて施工致しました。
下塗り塗料は隠蔽性が高く、キメも細かく吸い込みが少ないため、1回塗りで綺麗に仕上げることができます。
また、下塗りを行うことで上塗り塗料の吸収を防ぎ、思い通りの発色を実現することができます。
さらに、濃い色から淡い色への塗り替えの際にも、既存の色を隠し、綺麗な発色をするためにも下塗りは欠かせません。
下塗りには錆止め効果のある塗料を使用することで、鉄部の劣化や錆びを防ぐことができます。
そのため、鉄部塗装において下塗りは工程の中でも特に重要な役割を果たしています。
中塗りは、下塗りが完了した後に行われる工程であり、上塗り塗料を使用して均一に塗ることで丈夫な塗膜を形成します。
中塗りは、上塗り塗料との密着性を高める役割を果たすことが特に重要です。
下塗りと中塗り、上塗りの3工程をしっかりと経ることで、鉄部塗装の耐久性や美観を確保することができます。
上塗りは、下地処理を行った後に塗る塗料で、鉄部を保護し外部からの影響を受けにくくします。
上塗りがしっかりと行われていないと、下地処理だけでは長期間の保護が難しい場合があります。
上塗りによって鉄部の耐久性や美観を保つことができます。 外壁や屋根の塗装と同様に、鉄部塗装においても上塗りの重要性をしっかりと理解し、適切な塗装作業を行うことが大切です。
上塗りを怠ることなく、丁寧に作業を行うことで、鉄部の錆びを抑え、美しさを長く保つことができます。
最終確認が終わりましたら、お客様お立会いの元、確認を行い工事が完了となります。
鉄骨の劣化に繋がる錆の進行を抑え、綺麗に仕上がりましたのでお客様に大変満足していただけました。
私達、街の外壁塗装やさんは点検～お見積り作成まで無料で実施し、最適なメンテナンスをご提案させていただきますので、是非お気軽にご相談ください。
記事内に記載されている金額は2024年12月13日時点での費用となります。
街の外壁塗装やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
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