法人様より「マンション屋上の塔屋の鉄骨が錆びてきているので塗装したい」と、ご相談をいただき、現地調査にお伺いしたところ、マンション屋上に設置されている塔屋の目隠しの鉄骨下地に錆が発生しておりました。
塔屋の内側は常日頃から確認できる部分ではありません。このまま放置して錆が進行してしまうと強度が低下してしまいますので鉄部塗装工事のご提案をしたところ工事のご依頼をいただきました。
ビフォーアフター
工事基本情報
施工内容
その他の塗装
使用材料
エスケー化研 クリーンマイルドシリコン RC-113
築年数
築30年程
施工期間
3日間
保証年数
1年
工事費用
税込200,000円
以前、塔屋には機械設備が設置されていたとの事で、その目隠しとしてルーバーを取り付ける下地に鉄骨で枠が組んであります。
鉄骨は塗装で保護されていますが、紫外線や雨水などの影響で剥がれている状態でした。
鉄骨が錆びる理由は、酸素や雨水などとの接触によるイオン化現象です。
鉄は錆びると酸素が付いた分、体積が増えていきます。この錆びは鉄骨の強度を著しく低下させ、腐食してしまう可能性があります。
特に鉄骨内部での腐食は目に見えないため、定期的な点検と塗装メンテナンスが重要です。
今回、行った塔屋の鉄部塗装工事の工事費用につきましては税込200,000円にて施工致しました。
工事費用につきましては、使用する材料や施工範囲により異なりますので詳しくは私達、街の外壁塗装やさんまでお気軽にお問い合わせください。
鉄部は錆びやすく、錆が発生すると塗料が剥がれる可能性があります。
そのため、鉄部にはケレンと呼ばれる下地調整作業が必要です。
ケレンとは、錆や古い塗料などをしっかりと除去し、表面を塗装に適した状態に整える作業です。
錆をしっかりと除去し、表面をきれいに整えることで、塗料がしっかりと密着し、塗装の効果を長持ちさせることができます。
錆止めには株式会社BAN-ZIのサビキラープロを使用しました。
サビキラープロは、今までどんな錆止め剤を使用しても錆が発生する、錆は一時的に止まったが錆びていない部分に付着して元の塗膜が剥がれたなどのクレームや苦情を元に開発された水性錆転換塗料になります。
サビキラープロは、錆落としが不要で錆に直接塗るだけで錆の進行・再発を防ぎます。
錆止め塗料を使用して下塗りを行う理由としては、錆の発生を防ぎ金属の強度を維持するためです。
錆は金属を劣化させる主な原因で、進行すると破損や腐食による崩壊を引き起こす可能性が高まりますので、専用のローラーや刷毛を使用して丁寧に塗布していきます。
使用した塗料はエスケー化研のクリーンマイルドシリコンになります。
色は既存と同等の色をご希望でしたのでRC-113にて施工致しました。
クリーンマイルドシリコンは、どんな場所にも塗れて、超低汚染を実現する塗料です。
この塗料は低汚染とセルフクリーニング機能に優れており、木部や金属部など様々な場所に使用することができます。
中塗りは、下塗りが完了した後に行われる工程であり、上塗り塗料を使用して均一に塗ることで丈夫な塗膜を形成します。
中塗りは、上塗り塗料との密着性を高める役割を果たすことが特に重要になります。
下塗り・中塗り・上塗りの3工程をしっかりと経ることで、鉄部塗装の耐久性や美観を確保することができます。
上塗りは、鉄部を保護し、錆から守る役割を果たします。
鉄部は空気や水との接触によって錆びやすい素材であり、上塗りによって塗膜を形成し、鉄部を効果的に保護することができます。
上塗りを怠ると、塗膜が劣化し、鉄部が錆びてしまう可能性が高まりますので、上塗りは鉄部塗装の耐久性を高めるために欠かせません。
最終確認が終わりましたら、お客様お立会いの元、完了確認を行い工事が完了となります。
鉄骨の強度の低下に繋がる錆の進行を防ぎ、綺麗に仕上がりましたのでお客様に大変満足していただけました。
私達、街の外壁塗装やさんは点検～お見積り作成まで無料で実施し、最適なメンテナンスをご提案させていただきますので、是非お気軽にご相談ください。
記事内に記載されている金額は2024年12月27日時点での費用となります。
街の外壁塗装やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
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