
F様より、屋根の塗膜の劣化が気になるとのことでご相談をいただきました。
普段はなかなか屋根の状態を細かく確認できないため、「色褪せが進んでいないか」「今のうちに手を入れたほうがよいのか」とご不安を感じていらっしゃったそうです。
そこで私たちは現地調査を実施し、まずはドローンを使って屋根全体の様子を確認しました。
その結果、スレート屋根全体に色褪せが見られ、日当たりの悪い面では苔の発生、さらに棟板金には汚れの沈着も確認できたため、屋根塗装工事をご提案し、ご検討の末にご用命いただきました。
工事費用
約600,000円(税込み)(足場含む)

こちらはドローンを使って確認した屋根全体の様子です。
地上からでは見えにくい範囲までしっかり把握できるため、屋根調査ではとても有効な方法です。
全体を見渡すと、スレート屋根の表面に均一感がなく、広い範囲で退色が進んでいることが分かりました。
塗膜が弱ってくると、防水性が低下しやすくなります。
すぐに雨漏りにつながる状態ではありませんでしたが、このまま放置すると水分を含みやすくなり、苔や汚れの付着、さらなる傷みを招きやすくなります。
屋根材そのものを長持ちさせるためにも、早めのメンテナンスが大切なタイミングでした。

近くで確認すると、屋根材の表面は本来の色味が薄れ、全体的に白っぽく見える状態になっていました。
これは経年によって塗膜が消耗し、紫外線や風雨の影響を受け続けたことで起こる典型的な色褪せです。
見た目の問題だけと思われがちですが、
色褪せは保護機能の低下を示すサインでもあります。
塗膜が十分に機能していない屋根は、表面がざらつき、汚れも定着しやすくなります。
今後さらに劣化が進めば、ひび割れや反りなど別の不具合へ発展する恐れもあるため、塗り替えによる保護の回復が必要な状態でした。

こちらの面では、
スレート屋根に苔の発生が確認できました。
特に日当たりや風通しが限られる箇所は湿気が残りやすく、塗膜が傷んだ屋根では苔や藻が繁殖しやすくなります。
苔が付いているということは、屋根材表面が水分を抱え込みやすくなっている証拠でもあります。
湿気を含んだ状態が続くと、屋根材の劣化を早める原因になりますので注意が必要です。
見た目の印象を損なうだけでなく、表面の乾きにくさから傷みが進みやすくなるため、高圧洗浄でしっかり除去したうえで、塗膜を整え直すご提案をしました。

屋根の頂部にある棟板金にも、汚れの沈着が見受けられました。
棟板金は屋根面の接合部を守る重要な部分で、風雨の影響を受けやすい箇所でもあります。
今回、大きな浮きや外れは見られませんでしたが、表面に汚れが蓄積している状態でしたので、
屋根塗装とあわせてきれいに整えていくことが大切です。
こうした金属部は屋根材だけでなく周辺部材の保護にも関わるため、全体を一緒にメンテナンスすることで仕上がりも長持ちしやすくなります。
屋根全体の美観を回復させる意味でも、細かな部分まで丁寧に手を入れていく必要がありました。

施工はまず高圧洗浄から始めました。
調査時に確認できた苔や汚れ、表面に残っている古い塗膜の劣化物を丁寧に洗い流していきます。
屋根塗装では、下地が汚れたままだと新しい塗料が密着しにくくなるため、この工程がとても重要です。
特に棟板金まわりや屋根材の重なり部分は汚れが残りやすいため、洗浄の当て方にも注意しながら進めました。
見えない準備こそ仕上がりを左右しますので、私たちはこうした下地処理を大切にしています。
塗る前にしっかり整えることで、次の工程の効果を十分に引き出していきます。

高圧洗浄後にしっかり乾燥時間を確保し、下塗りを行いました。
下塗りは、傷んだスレート屋根に塗料を直接のせるのではなく、下地と上塗り材の密着性を高めるための大切な工程です。
今回のように色褪せが進んだ屋根は塗料を吸い込みやすいため、
下塗り材で下地を整えることが欠かせません。
ムラなく塗り広げることで、その後の中塗り・上塗りの仕上がりが安定し、耐久性にも差が出ます。
見た目にはまだ完成形ではありませんが、長く安心できる屋根にするための土台づくりとして、非常に重要な作業です。

下塗り後には、スレート屋根へタスペーサーを取り付けました。
スレート屋根の塗装では、塗膜によって屋根材同士のすき間がふさがってしまうことがあり、これが雨水の排出不良につながる場合があります。
そこで必要になるのが縁切りの確保です。
タスペーサーを適切に設置することで、
雨水の逃げ道を確保し、内部に水がたまりにくい状態をつくることができます。
見た目には小さな部材ですが、屋根を健全に保つうえで大切な役割を持っています。
こうした一手間が、塗装後のトラブル予防につながるのです。

続いて中塗りを行いました。
中塗りは、仕上げ塗装の一部でありながら、塗膜の厚みをしっかり確保するためにも欠かせない工程です。
今回使用したのはダンネストのグレーで、落ち着いた印象に仕上がるだけでなく、屋根からの暑さを軽減する効果も期待できます。
ローラーで一枚一枚のスレートを丁寧に塗り重ね、塗り残しやムラが出ないよう細心の注意を払いながら施工しました。
中塗りの段階でも屋根の印象は大きく変わりますが、ここで焦らず確実に塗膜を形成することが、最終的な耐久性や美観につながっていきます。

中塗りの乾燥後、仕上げとなる上塗りを実施しました。
上塗りでは色味を整えるだけでなく、塗膜の保護性能をさらに高めていきます。
今回採用したダンネストは、屋根表面の温度上昇を抑えることが期待できる塗料のため、見た目の回復だけでなく住まいの快適性向上にもつながります。
上塗りによって表面の質感がそろい、以前見られた色褪せた印象が一新されました。
遮熱性と美観を両立できる仕上げとなるよう、塗り重ねの厚みや乾燥状態を確認しながら、丁寧に施工を進めています。

こちらが工事完了後の様子です。
施工前に見られた全体的な色褪せや苔の付着、棟板金の汚れによるくすんだ印象がなくなり、屋根全体が明るく清潔感のある仕上がりになりました。
ダンネストのグレーで統一されたことで、住まい全体の印象もすっきりと引き締まっています。
もちろん見た目だけでなく、下地処理から下塗り、タスペーサー設置、中塗り、上塗りまで順を追って丁寧に行っていますので、今後の保護性能にも期待できる状態です。
F様にも仕上がりにご満足いただくことができ、私たちにとっても嬉しい工事となりました!
今回は、世田谷区祖師谷にてスレート屋根の色褪せや苔、棟板金の汚れが見られたお住まいに対し、屋根塗装工事を行いました。
屋根は毎日強い紫外線や雨風にさらされるため、見た目に大きな破損がなくても、少しずつ塗膜の機能が落ちていきます。
だからこそ、今回のように早めの調査と適切なメンテナンスがとても大切です。
私たちは、ドローンを活用した分かりやすい点検から、下地の状態に合わせた丁寧な施工まで、一つひとつの工程を大切にしています。
今回の工事費用は、約600,000円(税込み)(足場含む)にて承りました。
街の外壁塗装やさんでは、屋根や外壁の無料調査も承っております。
色褪せや苔、汚れが気になってきたときは、傷みが大きくなる前にぜひお気軽にご相談ください。
お住まいに合った最適な方法を、分かりやすくご案内いたします!
記事内に記載されている金額は2026年10月16日時点での費用となります。
街の外壁塗装やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
外壁塗装、
屋根塗装、
外壁・屋根塗装、
ベランダ防水の料金プランはそれぞれのリンクからご確認いただけます。