江東区大島で築13年になるＭ様邸です。目地のひび割れが気になり、シーリング補修工事と外壁塗装を検討したそうです。一般的なシーリングの寿命は、7～8年と言われており、築年数が経過するにつれて劣化症状が発生してきます。今回、13年が経過しているとの事ですので、メンテナンスを行うには最適な時期かと思います。サッシ廻りや玄関扉の目地は増し打ちを行い、それ以外は打ち替えを行いました。外壁は、ラジカル制御塗料の「パーフェクトトップ」で塗装を行います。
工高所での作業になりますので、職人の安全を確保する為にも、足場を設置します。また、塗装を行う際に、塗料が飛び散って、窓や車に付着するのを防ぐ為の養生も一緒に行います。
補修前の目地がこちらです。剥離や破断といった深刻な症状は見られませんが、シーリングの表面には、ひび割れが発生していました。これが進行すると、中央が破断してしまいますので、症状が軽い今のうちに補修工事を行いましょう。
Ｍ様より「耐久性のあるシーリング材を使用したい」とのご要望がありましたので、長寿命を誇るオートンイクシードを使用しました。一般的なシーリング材の寿命は7～8年ですが、こちらの耐久性は20年超えと言われております。
まずは、目地の両側にカッターで切れ目を入れて、既存のシーリングを全て撤去していきます。サッシ廻りや玄関扉のシーリング材は剥がしてしまうと、雨漏りするリスクが高まりますので、残したままにします。
次に、シーリングがはみ出さないように養生テープを貼り、プライマー（下塗り材）を塗布します。プライマーには、接着剤のような役割があります。ムラにならないように丁寧に塗ることが重要です。増し打ちを行う箇所にも塗布します。
オートンイクシードを充填し、ヘラで均していきます。均すことによって、目地の奥まで密着させつつ、表面を滑らかに整えます。
シーリングがある程度乾きましたら、養生テープを丁寧に剥がし、工事が竣工となります。耐久性の高いシーリング材を使用しましたが、劣化しないという訳ではありません。後のメンテナンスもしっかりと行いましょう。
まずは高圧洗浄で、外壁に付着した汚れや旧塗膜を除去します。高圧洗浄は、外壁の塗装だけではなく、屋根の塗装を行う際にも必ず行う工程です。塗装した時に、塗料がしっかりと密着するようになります。
パーフェクトシリーズ専用の下塗り塗料である「パーフェクトサーフ」で塗装していきます。様々な下地に塗装することが可能で、窯業系サイディング外壁の塗り替えにも最適です。下地の隠ぺいに優れておりますので、濃い色から淡い色への変更も可能です。
下塗りが乾きましたら、パーフェクトトップで塗装します。ラジカル制御塗料ですので、外壁の劣化要因となる「ラジカル」の発生を抑制し、美しい外壁を長期的に維持することが可能です。ND-373は、明るめのグレーになります。
工事後の外観がこちらです。塗装を行い、ワントーン明るくなりました。同じグレー系でも明るさによって印象は異なります。私たち、街の外壁塗装やさんでは、カラーシミュレーションの作成も承っておりますので、何色か気になる色がありましたら気軽にご相談ください。
記事内に記載されている金額は2020年04月15日時点での費用となります。
街の外壁塗装やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
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