令和になった途端、激しい台風に2回も見舞われ、幸いにも被害を受けることはなかったものの、今後が心配という日野市三沢のお客様です。暖かくなり、強い雨が降る季節の前に一度、点検してもらいたいとのとこでした。街の外壁塗装やさんではいつでも無料点検を行っております。建物で気になることがあったら、いつでもご相談ください。点検を行った結果、棟板金を固定している釘が抜けてきており、スレート屋根にも藻が繁殖しはじめていたので屋根塗装を行うことになりました。
台風による被害は本当に気まぐれなものです。こちらのお家のように全く被害を受けていない家もあれば、屋根のほとんどを失ってしまった家もありますし、強風による被害だけではなく豪雨による水害もあります。また、後に人災ではないのかと指摘されるものもあります。こちらのお家は棟板金の釘は抜けてきていますが、それ以外は綺麗なものです。
特定の方角を向いている屋根の面だけ、藻や苔が繁殖しています。この先は道路を挟んで山と言うか森なのですが、そのことの影響しているのはのではないでしょうか。森から藻や苔の原因となる胞子などが飛んできているのは間違いないでしょう。
まずは棟板金を交換していきます。点検時に見た限りでは光沢もありましたし、勿体ない気もしますが、そのままにしておけば次の台風で飛散する可能性がとても高いのです。これまでの棟板金と貫板を撤去していきます。その後、新しい貫板を取り付け、棟板金を設置していきます。
次は高圧洗浄です。最大で150Mpaの水圧を掛けることができるガソリンエンジン式の高圧洗浄機でスレート屋根を洗っていきます。藻や苔が生えている面は丁寧に洗い上げています。暴風雨でも落ちることがなかった藻や苔を一気に洗い流せるのはなかなかの快感です。屋根が綺麗になるのはいいのですが、洗っていくとかなり色が褪せていることも分かります。
夏のお部屋の厚さを緩和したいということで、今回は遮熱塗料サーモアイで塗装します。まずはタスペーサーで縁切りしていきます。タスペーサーは下塗り前に入れる場合と下塗り後に入れる場合があります。スレートが傷んでいる場合は下塗り後に入れた方がいいと言われています。下塗りで下地が強化されるからです。
シーラーなのに遮熱効果のあるサーモアイ専用シーラーを塗った後、サーモアイを塗っていきます。色はクールジェノバブラウンです。これまでの屋根の色は黒でしたから、屋根塗装だけでも大きなイメージチェンジになりますね。
棟板金交換と遮熱塗料による屋根塗装が完了しました。昨今の灼熱と言われる夏もこれで数℃は涼しく過ごせますし、台風の強風にも耐えられる棟板金になりました。何かと規模が大きくなる自然現象の中でも、安心してお過ごしできると思います。
記事内に記載されている金額は2020年04月20日時点での費用となります。
街の外壁塗装やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
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