お住まいによって、屋根や外壁に使用されている素材は様々です。屋根材が違えば、メンテナンス方法や時期も勿論異なります。府中市白糸台で築14年になるK様邸はアーバニー屋根でした。アーバニーとは、ケイミュー株式会社が平成13年~平成17年まで販売していたスレート屋根材です。一般的なスレートに比べて特徴的な形状をしており、見た目に高級感があります。
屋根の色褪せや汚れが気になり、メンテナンスを検討されたとの事です。アーバニー屋根には割れやすい難点があり、現地調査でも、ひび割れ補修を行った形跡が見られました。ひび割れが酷い場合には、屋根葺き替え工事やカバー工法が適していますが、今回は破損している様子も目立ちませんでしたので、屋根塗装を行うことになりました。
お問合せ後、現地調査へお伺いしました。未だに新型コロナウィルスが流行していますので、私たち街の外壁塗装やさんでは、引き続き
新型コロナウィルス対策を実施しております。お客様のもとへお伺いする際にも、マスクを着用しソーシャルディスタンスを心がけることで、感染拡大予防に努めております。
K様邸の屋根には、アーバニーが使用されていました。アーバニーはスレート屋根材ですが、ご覧のように、特徴的な形状をしています。お洒落な見た目をしている反面、割れやすいのが難点です。所々には、ひび割れ補修をした形跡が見られました。ひび割れが酷い場合には、屋根リフォーム工事を行ってしまった方が良いのですが、この程度ならば屋根塗装で問題ありません。
屋根には色褪せや藻が見受けられました。手で触れてみると、チョーキング現象が発生しているのが確認できます。チョーキング現象とは、塗料に含まれる顔料が粉状になり、表面に現れる現象を言います。これは屋根だけではなく、外壁にも見られる劣化症状の一つです。チョーキング現象を放置すると、どんどん劣化症状が進行しますので、塗装を検討する時期になります。チョーキング現象を抑制したい方には、ラジカル制御塗料がお薦めです。
屋根塗装を行う前には、必ず足場とメッシュシートをかけます。また、高圧洗浄で屋根を綺麗にします。しっかりと乾燥させる為に、塗装は後日、改めて行います。
今回、ラジカル制御塗料の
ファインパーフェクトベストを使用しますので、ファイン浸透シーラー透明で下塗りを行いました。臭気がマイルドで、密着力に優れた下塗り材です。上塗り塗料の選択幅も広い為、使いやすく便利です。
下塗り後、中塗りを行っていきます。 中塗りは、上塗り材の補強や平滑な下地を作ることが目的なのですが、塗膜に厚みを持たせる役割も担っています。
仕上げに上塗りを行います。上塗りも中塗りと同様で、ファインパーフェクトベストを使用します。ファインパーフェクトベストは、屋根用のラジカル制御塗料です。チョーキング現象の要因となるラジカルの発生を抑制し、シリコン塗料を超える耐候性を発揮します。色は全部で26色あり、今回はブラウンを使用しました。
アーバニー屋根の塗装が竣工しました。屋根塗装によって、K様がお悩みだった色褪せと汚れが解消されました。アーバニー屋根のように、廃盤となってしまった屋根材のメンテナンスやリフォーム工事にお悩みの方もいらっしゃるでしょう。私たち街の外壁塗装やさんでは、そのような工事も多数行っておりますので、お気軽にご相談ください。
記事内に記載されている金額は2020年09月25日時点での費用となります。
街の外壁塗装やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
外壁塗装、
屋根塗装、
外壁・屋根塗装、
ベランダ防水の料金プランはそれぞれのリンクからご確認いただけます。