調布市布田にお住まいのS様より、「屋根塗装を検討しているので、点検をお願いしたい」とご相談を頂きました。6年前に屋根塗装を行ったのですが、傷みが気になり、メンテナンスを検討されたそうです。
屋根には、アーバニーが使用されており、藻や汚れが付着していました。アーバニーはスレートですが、縦方向にスリットが入った独特な形状をしています。その為、割れやすい性質を持っているのですが、S様邸の屋根には割れや欠けといった症状は見られませんでした。耐久性を重視されていましたので、フッ素塗料のサーモアイ4Fでの屋根塗装をご提案しました。
前回の屋根塗装から6年が経過し、屋根の傷みが気になるとの事で、まずは屋根の調査へお伺いしました。
写真のように、縦方向にスリットが刻まれたこちらの屋根材は、アーバニーです。ケイミューが平成13年~17年まで販売していたもので、高級感のある見た目から非常に人気がありました。しかし、スリットが入っていることで割れやすく、現在では廃盤となってしまった屋根材です。S様邸は築17年が経過していますが、割れている様子はありません。
アーバニーに破損は見られませんが、藻や汚れがかなり目立っています。藻は、外観を損ねるだけではなく、建物の劣化を促進させます。屋根や外壁に見られた際には、塗り替えメンテナンスを検討しましょう。S様は、「耐久性のある屋根にしたい」とご希望されていましたので、サーモアイ4F(フッ素塗料)での塗装をご提案しました。
屋根塗装を行う前には、足場を仮設し、メッシュシートを取り付けます。また、汚れが付着したままでは、塗料も密着しませんので、高圧洗浄を行います。頑固な汚れも大体は、水圧によって落とすことができます。洗浄後、乾燥させるため後日改めて作業を行っていきます。
屋根塗装は下塗りから始まります。今回、主材にはサーモアイ4Fを使用しますので、サーモアイ専用のシーラーで下塗りしていきます。シーラーの主な役割は、主材と下地の密着性を高めることですが、塗料の吸い込み防止や下地補強といった主材の性能向上にも貢献します。
今回使用するサーモアイ4Fは、最大手メーカーの日本ペイント株式会社が製造している屋根用遮熱塗料です。紫外線を効率的に反射し、屋根への蓄熱を防ぎます。熱(紫外線)による下地へのダメージが軽減され、屋根材の寿命を延ばすことができます。
下塗りを乾燥させ、縁切り作業を行いましたら、サーモアイ4Fで塗装していきます。塗装では、下塗り・中塗り・上塗りの3度塗りが基本です。塗り重ねることで、塗膜に十分な厚みを出し、色ムラを防ぎます。
上塗り完了後の屋根です。今回は、サーモアイ4Fの赤錆色を使用しました。赤錆色と聞くと、かなり抑えられた色を想像しますよね。しかし、実際に塗装してみると、鮮やかな印象になります。写真を見てもお分かりのように、色は日の当たり具合によって見え方もだいぶ変わります。
塗装後のアーバニー屋根は、とても鮮やかで素敵な仕上がりになりました。S様からも「藻や汚れが解消され、とても満足です!」と嬉しいお言葉を頂きました。屋根は常に紫外線や雨などの影響を受けていますので、劣化症状が気になり始めましたら塗替えメンテナンスを行いましょう。私たち街の外壁塗装やさんでは、アーバニー屋根のように廃盤となってしまった屋根のメンテナンス・リフォーム工事も承っております。お気軽にご相談ください。
現在、新型コロナウィルス感染者が微増しているとの報道を目にします。街の外壁塗装やさんでは引き続き、新型コロナウィルス対策を実施しておりますので、安心して点検・工事をご依頼ください。
記事内に記載されている金額は2020年11月05日時点での費用となります。
街の外壁塗装やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
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