江戸川区西篠崎のお客様で、ご相談のきっかけはテレビアンテナが倒壊してしまったので、足場を掛けて撤去して頂きたいとのご依頼を承った事が始まりです。
現地調査において、3階建てと言う事も有りアンテナ撤去のみと言えど、足場を仮設する必要性が有りましたので、その辺りをお客様も十分認識されており、ならばこの際と言う事で
屋根塗装と
外壁の全体塗装の見積りも立てて頂き、費用次第では検討したいとのお話を受けご提案をさせて頂く事となりました。
そしてお見積りの提出を経てご検討の結果、今回塗装工事をしなくてもそう遠くない未来にまた足場を掛けて塗装工事をするのは、ご近隣様へもご迷惑にも繋がり非効率とのご判断で、当社への工事依頼を承り施工させて頂く事となりました。
使用材料
屋根塗装 日本ペイント ファインパーフェクトベスト 外壁塗装 日本ペイント パーフェクトトップ
現地調査、工事のきっかけは倒壊したアンテナの撤去のご依頼です
こちらが
現地調査において確認させて頂いたアンテナの倒壊箇所となります。残念ながら3階建てと言う事も有り、更に都内ならではの隣地との敷地幅が狭小の為、撤去ともなると足場仮設が必要です。その辺りはお客様もご承知で足場仮設の上での撤去依頼となりました。
その足場を仮設させて頂くに当たり、その時に出来る他の施工として
外壁や
屋根の塗装も行った方が良いのかなと言うお問い合わせを頂きました。10年以上前に塗装工事をされているとの事でしたが、その年数分の劣化症状は各所で見受けられましたので、もしご予算等が取れるのであれば、一緒に施工された方が効率的である旨をご説明させて頂きました。
お客様の方でご検討されて、もし今回塗装工事は行わなくてもいずれまた施工せざるを得ない状況になるとのご判断と、その都度の足場仮設は隣家様始め、ご近隣の皆様へご迷惑が度々となってしまう事も考えられるので、この機会に全体塗装も行いたいとのご依頼を承り施工させて頂く運びとなりました。
施工は足場仮設からスタートとなります。前面の道路も狭小ですのでご近隣様へも事前にご挨拶を行い、皆様にも快くご協力を得る事が出来て無事足場仮設が行えました。そしてその仮設後すぐにアンテナも撤去し、塗装工事へと進めさせて頂きます。
高圧洗浄作業で屋根、外壁とも徹底的に汚れを落として参ります。しかし年数を経過していることも有り、建材そのものを傷つけるほどは洗浄出来ませんので、その辺りをしっかりと調整し出来る限りの汚れ落としとなりました。
続いて外壁の下地調整としてシーリング補修作業となります。繋ぎ目の目地
シーリングは打ち換え施工です。この様に既存のシーリングを撤去し新たなシーリング材を注入していきますが、その前にシーリングを密着させる為プライマーを入れていきます。
シーリング材を充填、ヘラで均し乾燥させた後マスキングテープを剥がせば完了です。これを既存の目地部分全体に亘って作業、シーリングの打ち換えを行いました。
窓や扉等の開口部廻りは増し打ち施工です。既存シーリングの上にシーリングを増して打つ施工となります。一連の作業は撤去が無いだけで打ち換えの工程とさほど変わる事は有りません。
目地のシーリングの打ち換え、開口部周りの増し打ち施工の完了です。これで外壁の下地調整も終えられ塗装工程の準備も整いました。
いよいよ塗装工程となりますが、使用塗材はパーフェクトシリーズです。屋根の方は
ファインパーフェクトベスト、外壁の方は
パーフェクトトップとなります。ラジカル制御形塗料と呼ばれる位置づけで、一般のシリコン塗料よりも耐久性が有り現在人気の塗料です。
外壁同様に屋根にも下地調整はあります。スレート屋根となりますので、棟板金のてっぺんの継ぎ目や釘頭をシーリング、更に
タスペーサーの挿入が下地調整作業として挙げられます。開口箇所となり得る箇所の補修で水の侵入の防止措置、タスペーサーの挿入はスレートとスレートの隙間について塗料の密着による水の逃げ道を塞いでしまうのを防ぐべく、これも雨漏り防止措置の為の工程となります。
屋根の下地調整と共に下塗りを進めて行きました。ファインパーフェクトベストの下塗り材はファイン浸透シーラーです。白色の塗料で主剤であるパーフェクトベストの密着性を高める為の重要な作業となります。
その下塗り材にパーフェクトベストを中塗り、上塗りの2回塗り重ねて仕上げて参ります。2回塗料を乗せて行くとこの様な色の乗った綺麗な仕上がりへと繋がります。
外壁についても下塗り材の塗布から始まります。パーフェクトトップの下塗り材はサイディング外壁の場合、このパーフェクトサーフとなります。屋根の下塗り同様に白色の塗料で、密着性を高める為の材料である事は変わりません。
そしていよいよ外壁の主剤塗料、パーフェクトトップの重ね塗りとなります。薄いベージュ系のやさしい色合いで中塗り上塗りと掛けていきました。どのような仕上がりになるか非常に楽しみです。
屋根同様に外壁も色もしっかりと乗せることが出来、更にこの様な艶感の仕上げとなりました。屋根、外壁ともこれで一区切りつけられました。
外壁塗装まで終わりましたが、仕上げ工程が残っています。雨樋や破風板、その他鉄部等の付帯部と呼ばれる箇所の塗装工程です。外壁同様に主剤の2回塗りまできっちりと入れて色をしっかりと乗せて行くと共に、防水性を持たせて建材を維持していく加工となります。
鉄部の塗装は錆止め処理から主剤塗料の塗布となります。こちらのお宅は鉄製の雨戸、シャッター、水切り等が鉄部塗装箇所です。雨戸はこの様に筆を使用して、重なりの奥まできっちりと塗料を入れて綺麗に仕上げて参りました。
最後にガレージのシャッターも塗装させて頂きこれで塗装工事の完了となります。色は当社にお任せと言う事で、外壁や付帯部の色とバランスの良い色合いを調色で作らせて頂きました。爽やかな色合いでシャッター面積も広い事から、良いアクセントが出来たと職人も自負しておりました。
足場も無事撤去してこれで本当の意味での工事完了です。青空に映えたパーフェクトトップの外壁が非常に鮮やかに写り、お客様にも大変喜んで頂けました。
お客様へのお引渡しの方も無事完了となります。私たち街の外壁塗装やさんでは、お客様のニーズに沿った工事のご提案とご説明を心掛けて取り組ませて頂いております。今回もアンテナ撤去のご依頼から、より効率的となる工事のご提案と言う事でご説明させて頂き施工させて頂いた次第です。新型コロナウィルスもなかなか終息が見えませんが、
新型コロナ対策の方も万全を期して業務を運営させて頂いております。ですので皆様もどうぞお気軽にお声掛けご相談下さい。
屋根外壁塗装工事が完了した後、その
保証年数に応じて定期点検の方にお伺い致しております。今回こちらのお客様の方も異常の有無確認をさせて頂きました。お陰様で工事後約3年程経過致しましたが、問題無く状態を維持している様です。やはり外壁塗装で使用した
パーフェクトトップは期待耐用年数として12年から15年の材料ですので、まだまだ艶感の方も衰えておりません。
今回使用したパーフェクトトップとファインパーフェクトベストの色見本
尚、こちらで使用している
パーフェクトトップと
ファインパーフェクトベストはこれらの色見本から選んで頂き、外壁はND-370、屋根はチョコレート色で塗装致しました。但し、外壁のパーフェクトトップについてはこの標準色のみならず色短冊と呼ばれる多くの色サンプルから選ぶ事も可能です。更に
カラーシミュレーションの作成も行っておりますので、色のご検討の際にはご遠慮なくお申し付け下さい。
屋根+外壁塗装のセット料金プランは税込833,800円~となります
時間もあっという間に過ぎて夕刻となってしまいました。今年度の定期点検も滞りなく済んでお客様にもご報告させて頂きました。私たち街の外壁塗装やさんではこの
屋根外壁塗装のセット料金プランとして税込833,800円~お話しさせて頂いております。塗装工事をご検討のお客様には、是非ご参考にして頂けましたら幸いです。
記事内に記載されている金額は2022年09月08日時点での費用となります。
街の外壁塗装やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
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