メンテナンスとしては一般的な外壁材と同様に塗装によるメンテナンスが必要になります。メンテナンスの時期を計る方法としては、チョーキングの有無があります。ただしリシン吹付仕上げなど吹付仕上げがしてある場合や難付着のサイディングではチョーキングがあまり出てきませんので、雨の後に外壁の乾きを見てみると良いでしょう。塗膜が劣化していれば外壁が水を吸ってしまいますので乾きが悪くなります。
今回使用した塗料は関西ペイントのアレスシルクウォールです。関西ペイントのアレスシリーズで有名なのはラジカル制御型のアレスダイナミックTOPでしょう。このシルクウォールはアレスダイナミックTOPのつや消し版という認識を持ってもらうと良いかもしれません。艶ありの塗料を使用すると反射が強くなるのでつやつやした印象の外壁になります。
今回のように既存の外壁がマットな質感な場合、お客様のご希望として、つや消しをご希望される場合があります。一般的に艶ありの塗料の艶を消す場合は既存の塗料につや消し材を混ぜて出荷されます。5分艶ぐらいまででしたら塗料の性能をほとんど落とさずに使用できますが若干はつや感が残ってしまいます。ですので今回は最初からつや消しになっている塗料を使用しました。
塗装後お客様に確認していただき、工事中職人さんも良くやってくれていたので安心できたとおっしゃっていただけました。
ビフォーアフター
工事基本情報
施工内容
外壁塗装 シーリング打ち替え
使用材料
アレスシルクウォール フェザーホワイト
築年数
築30年
ハウスメーカー
ハウスメーカー不明
施工期間
2週間
保証年数
施工保証10年
建坪
外壁：258.6㎡
工事費用
詳しくはお問い合わせください。
目地の部分が深く作られており、打ち換えの際に少々手間がかかってしまいますが、基本的なメンテナンスは通常のサイディングと同様で問題ありません。
外壁塗装工事は選べる塗装プランとしまして税込み657,800円～承っております（※総2階25坪まで、シリコン塗料使用の場合）。外壁の状態や㎡数、使用する塗料によって価格は変動いたしますので詳しくはお問い合わせください。
今回は外壁塗装のほかに屋根のカバー工事と屋上防水工事、クロス張り替え工事等の内装工事も併せてご用命いただきました。
高圧洗浄の際は120kg/㎡～150kg/㎡程度の水圧で洗浄を行います。外壁の状態、材質によって水圧を変えていき洗浄を行うようにいたしましょう。
打ち終わりましたらマスキングテープを剥がして目地の打ち換え工事が完了です。
ケレン作業を行った後、下塗りを行いました。鉄部の下塗り材は錆止めの入ったものを使用しましょう。
別日で防水工事も終了しましたので足場の解体を行って工事終了です。
私達、街の外壁塗装やさんでは新型コロナウイルス感染拡大防止対策としてマスクの着用を徹底しております。何かお困りごとありましたら安心してご相談ください。
街の外壁塗装やさんでは工事に応じて施工保証をお付しており、その中で定期点検を実施しております。
今回はその定期点検の様子のご紹介をさせていただければと思います。
つや消しの塗料は汚れが付きやすいというイメージがあるかと思いますが、今回使用したアレスシルクウォールは低汚染性能があり、雨水などである程度の汚れは落としてくれます。
つやつやした感じの仕上がりがあまり好きではないという方にはお勧めの塗料です。
適材適所下地にあった塗料をしっかりと選んで塗装するようにいたしましょう。
続いて擁壁の状態です。擁壁も浮き膨れは生じておりませんでした。擁壁などは地面からの湿気が上がってきやすい箇所になりますので透湿性の高い塗料を使用しないと内側からの湿気で膨れが生じてしまいます。よくお家の玄関先に擁壁を組んで塗装がされておりますが、ブロック塀の継ぎ目が綺麗に出てきていることがあります。これは下地の調整があまりうまくできていないのと、塗料の透湿性が悪いために起きている症状になります。
今回の定期点検では問題は確認出来ませんでしたので一安心です。次回は3年点検時にお伺いさせていただきます。
記事内に記載されている金額は2023年05月01日時点での費用となります。
街の外壁塗装やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
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