八王子市めじろ台で屋根塗装工事をおこないました。
スレート葺き屋根で太陽光パネルが設置されている屋根で、今回が初めてのメンテナンスになります。
スレート葺きの屋根は定期的に塗装工事でメンテナンスを行う必要があります。塗装工事をおこなう事で表面の撥水性を取り戻し、スレート自体の劣化の進行を遅らせることが目的です。もちろん美観的にも綺麗になりますので、劣化が進行してしまう前に行うことをお勧めします。
太陽光パネルの下はスペースが無い為その周りの屋根を塗装していくのですが、パネルがある事でスレートの劣化の進行も遅くなっていますので、築年数が経過していて下地に傷みが出ていなければ塗装工事でのメンテナンスで問題ありません。
使用した塗料は日本ペイントのファインパーフェクトベストで、耐久性が高く汚れも付きにくい塗料ですので、塗装工事後も超機関性能を発揮してくれます。
汚れが目立っている劣化状況でしたが、屋根塗装工事をおこなった事で全体が綺麗になり鮮やかな艶に包まれる屋根になりました！
私たち街の外壁塗装やさんでは、点検・お見積もりを無料で対応しております。お住まいの事でお悩みやお困りのことがございましたら、お気軽にお問合せください(^o^)／
ビフォーアフター
工事基本情報
施工内容
屋根塗装
使用材料
ファインパーフェクトベスト
築年数
24年
施工期間
5日間（足場含む）
保証年数
5年間
建坪
50㎡
工事費用
税込み440,000円
屋根の調査をおこなうさいに梯子を架けて屋根に上るのですが、建物の立地や形状によっては梯子が架けられない場合があります。その時に有効に活用しているのがドローンです。
屋根の状況を上から確認するのですが、アンテナのワイヤーなどに気を付けて結構近くまで寄る事も出来ますし、カメラをズームして焼死の状況を確認することが可能です。飛ばす前には事前の申請が必要ですので、今回も国交省へ事前申請して調査していきます。
スレート屋根の状態です。こちらは丁度北面になるのですが、北面は南面の日当たりが良い面と比べて汚れが付きやすくなってしまいます。
これは、年数が経過したスレートの場合だんだんと表面の撥水性が落ちてしまうため、雨が降ると雨水を吸い込んでしまいます。南面は直ぐに乾くのですが（それによって反りが酷くなる事もあります）、北面は渇きににくくなりコケなどが付着しやすくなってしまいます。
表面の劣化は進行していますが、割れなどの破損は見られません。築年数がもう少し浅い建物ですとアスベストを含んでいないノンアスベストのスレートの場合があり、ヒビ割れなどの症状が出てしまう事があります。今回は状況を考えても塗装工事は可能と判断しました。
南面には太陽光パネルが設置されています。
スレート屋根にアンカーを打ち込んでそこにフレームを固定してパネルを乗せています。屋根との間に隙間が殆どありませんので、パネルの下の塗装工事は出来ません。
逆を言えば、太陽光による紫外線の劣化から守られていることになりますので、回りよりもスレートの劣化の進行は遅くなっています。現在雨漏りなどの症状は無いというお話でした。
太陽光パネルにから電気を送るために電線が繋がれているのですが、電線を守るための配管が経年によって劣化していました。
触るとボロボロと崩れてしまうような状態です。
一部中の電線が剥き出しになっていましたので、今のところ不具合は出ていませんが配管を元に戻す必要があります。また、塗装工事を行う際にも触るとボロボロな状態でごみが屋根に付着してしまいますので、屋根の塗装工事前に交換工事をおこなっていきます。
屋根の塗装工事を開始します！
塗装工事の一番最初の工程は『高圧洗浄』です。ドローンで撮影した画像にもありますが、コケや汚れなどがスレートの表面には付着しており、そのまま塗装工事をおこなっても付着性が悪くて直ぐに剥がれてしまう事になります。
塗装する面は綺麗な状態にし、塗料がしっかりと付着させるためにも塗装工事の際の高圧洗浄は必須になります。水圧で汚れを洗い流す作業になりますので、回りに飛散しない様に足場とメッシュシートの設置は必須です。
高圧洗浄では表面の汚れや劣化した塗膜も洗い流しますので、そのままの状態にしてしまうと更に劣化の進行を速めてしまう事になります。高圧洗浄で汚れだけを落としたいというご希望のお客様もいらっしゃいますが、その様な工事をお勧めしない理由はここにあります。
『下塗り』の塗料を塗布して仕上げの塗料の付着性を高めていくのですが、劣化が酷い場合は下塗り材の吸い込みが激しく、2回・3回と下塗りをおこなう場合があります。仕上がると見えない分ですが、しっかりとした工事をおこなっていきます。
仕上げの塗装は２回塗って仕上げます。１回でも色を付ける事は出来ますが、塗料の持つ性能を最大限発揮するためには２回塗ることが必要になります。その為、下塗りをおこなったとに仕上げの１回目を『中塗り』２回目を『上塗り』と表現します。
こちらは上塗りの施工状況です。
ローラーの右側はまだ中塗りの状態で、若干艶や色が違うのが画像でも確認出来ます。塗料には温度によって乾燥時間が決まっていますので、どんどん先に進めるという事が出来ません。乾燥させずに次の工程に移ってしまうと固まらない硬化不良は浮きなどの不具合が発生してしまいます。
今の時期ですと午前と午後の２工程が限界ですので、それ以上の工程、例えは一日で下塗り・中塗り・上塗りまで仕上げるという事は行いません。もし一日で塗装工事が完了してしまう場合は、施工になにかしらの不備があるという事ですので注意してください。
屋根塗装工事が完了しました！
今回使用した色はナスコンで鮮やかな濃紺の屋根に変わりました。表面の撥水性も元に戻っていますので、塗装工事後は汚れも付きにくくなり劣化の進行も遅らせることができます。
太陽光パネルの周りも塗装しています。先程の北面と違い南面は天気も良く日差しがしっかりと当たっていてとても鮮やかに色が出ています。
屋根に関しては今回の屋根塗装工事で安心できる状態になりましたが、今後何かございましたらアフターメンテナンスとして対応させていただきますのでご安心ください(^-^)
わたくしたち街の外壁塗装やさんでは、外装工事だけでなく今回の様な漏水や雨漏りによって被害を受けた内装工事も承っておりますので、お気軽にご相談ください(^o^)／
記事内に記載されている金額は2023年12月08日時点での費用となります。
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