屋根の指摘を受けたというお問い合わせは昨年に引き続き多くいただいております。
そのほとんどは何も問題がないことが多く、今回も指摘されたような問題はございませんでした。
問題はありませんでしたが屋根の劣化もあり、外壁周りでも目地の劣化や外壁の汚れが目立ってきているなどの経年劣化が生じておりましたので屋根の工事と併せて外壁塗装工事のご用命をいただきました！
使用した塗料は日本ペイントのパーフェクトトップという塗料です。
ラジカル制御型の塗料の先駆けとなる塗料で、高い耐久性と比較的安価な塗料ですので非常にコストパフォーマンスに優れております(^^)/
窯業系サイディングの場合は塗装の際に目地の打ち替えも必要になりますのでしっかり対応するようにいたしましょう！！
ビフォーアフター
工事基本情報
施工内容
外壁塗装
使用材料
日本ペイント パーフェクトトップ（ND242（メイン）、ND104（アクセント））
築年数
築20年以上
ハウスメーカー
ハウスメーカー不明
施工期間
14日間
保証年数
施工保証10年
建坪
外壁 129.1㎡
工事費用
税込134万円（足場代込み、屋根工事別途）
お問い合わせの内容としては屋根の指摘を受けたという事でしたが、屋根の方は指摘されたような問題ありませんでした(´-ω-`)
近年こういった旨のお問い合わせが多くなってきております。
屋根は普段確認できない部分で指摘を受けると不安になるかもしれませんが訪問業者をすぐに屋根にあげてしまうと変に手を加えられる場合がありますのでご注意ください！
外壁の方は窯業系サイディングでしたが一度もメンテナンスを行ったことがないとのことで劣化が生じておりました！
外壁材の多くはセメントを主原料にしており、表面の撥水性が落ちてくると雨水を吸い込み含水することで苔の発生を促進してしまいます。
サイディングの厚みは12～18ｍｍほどなので水を吸って弱くなるとひび割れなども生じてしまい、一度ひび割れてしまうとモルタルと異なり補修を行うことが難しいので早めの対応をお勧めいたします！
目地の劣化は防水性の低下に直結してしまいますので目地の劣化が目立ってきたら早めにメンテナンスを行いましょう！
今回は屋根のカバー工事と併せて外壁の塗装工事のご用命をいただきました(^^)/
既存の汚れが残った状態ですと新しく塗装したとしても塗膜が浮いてしまい剥がれの原因になってしまいますのでご注意ください！
なお、クリアー塗装を行う場合には既存の汚れが残っていると塗装後に目立ってしまう場合がありますので薬品洗浄で根元から綺麗にしてから行うことをお勧めいたします！
土埃などが堆積しやすく汚れが溜まりやすい箇所になりますので洗浄しているだけでみるみるうちに綺麗になっていきます！
洗浄が終了しましたらその日の作業は終了になります。
まず外壁の塗料です！
下塗りには日本ペイントのファインパーフェクトシーラーを使用いたしました！
ファインパーフェクトシーラーは難付着サイディングに対して使用のできる下塗り材ですので今回使用させていただきました！
メインの塗料は日本ペイントのパーフェクトトップです！
ラジカル制御の先駆けの塗料で高い耐久性とシリコン塗料並みの価格で非常にコストパフォーマンスに優れた塗料になります！
軒天の塗料は同じく日本ペイントのケンエースG-Ⅱです！
防カビ性能が高く軒天など湿気の影響を受けやすい箇所に使用すると良いです(^^)/
非常にオールマイティな塗料で様々な箇所に塗ることができるのが魅力です！
まずは既存の目地の撤去です！
浮いてきてしまっている目地は撤去して打ち替えをすることをお勧めいたします！
ボンドブレーカーは接着を阻害するものなのですが、何故塗るかというと3面接着にしないようにするという目的があるからです！
サイディングの目地にシール材を充填すると外壁下地、サイディング両面の3点に接します。
下地とサイディングは動き方が異なるためここがくっついてしまっていると後々裂けたり不具合が生じてしまいます！
サイディングの目地の打ち替えを行う際は十分にお気を付けください！
しっかりと充填して慣らしを行っていきます！
綺麗に整えて見た目を良くしていきます！
サッシ廻りシールは撤去すると防水性能を損なう恐れがありますので増し打ち対応をしております(^^)/
ケレン作業時に細かな鉄粉などが飛散してしまうため基本的には塗装前に行うのがベストです！
表面を粗くやすり掛けすることで塗料の食い付きを助ける役目があります！
まずは下塗り作業です！
下塗り作業を怠るとせっかくの塗膜が剥がれてしまったり不具合が生じやすくなります。
どの工程でもですが手を抜かずしっかりと作業を行わせていただきます！
その理由としてはクリアー塗装に使用する塗料は透湿性が低く、目地に重ねて塗ってしまうと膨れてきてしまうのです(´-ω-`)
中塗りは仕上げと同じ塗料を使用します。
中塗りと上塗りで若干ですが塗料の色合いが異なってきますので最後にはご希望に沿ったお色に仕上がっていきます！
ここまでくれば全体の70％ぐらいの進捗になりますので仕上がりが見えてきます！
ここまででも十分綺麗に仕上がってきましたが、残りの付帯部を塗っていきます！
今回使用したハイポンファインプライマーⅡは錆止め入りの塗料ですので鉄部に塗っておくと錆の発生を抑制してくれるようになります！
塗る箇所によって塗り回数も異なってまいります。
厚く塗ればいいという訳でもありませんのでそのあたりは見極めて作業させていただいております！
外壁の茶の色とのコントラストが取れて良い感じです！
雨樋も紫外線によって劣化してしまい酷くなると固くなって割れてしまうケースも少なくありませんので塗装でメンテナンスを怠らないようにしましょう！
防水面のメンテナンスは2種類あり、既存の防水の上に新しい防水を重ねるか、トップコートという保護用の塗料を塗付するかです！
雨漏り等なければほとんどの場合はトップコートのみで事足りますが、下地の状況等見極めながらご提案させていただければと思います！
こちらも外壁同様にローラーを使用して塗装を進めていきます！
後は養生をバラして見回りを行い細かな部分を手直しして全作業完了です！
パーフェクトトップは艶感のある仕上がりになりますがお色によっては落ち着いた雰囲気に仕上がります！
全体が見違えるように変わって心機一転ですね(^^)/
お客様からも現地調査から工事まで大変丁寧にありがとうございましたとのお言葉いただけてほっといたしました！
今回は外壁の塗装工事を税込1,340,000円で行わせていただきました！
使用する塗料や既存の外壁材の種類によって価格等は変動いたしますので詳しくはお問い合わせください！
記事内に記載されている金額は2024年02月09日時点での費用となります。
街の外壁塗装やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
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