名古屋市瑞穂区のお客様よりバルコニー胴差モールが劣化しているのと築年数から外壁と屋根塗装の検討され、お見積り依頼を頂き、現地調査をおこないました。バルコニー胴差モールには板金でカバーする工法、外壁には現状の艶消しと同じような艶消し塗料のアートフレッシュなど、屋根には耐久性の高いプレミアムルーフSiなどのご提案を察せていただきました。
施工内容
外壁塗装 屋根塗装 シーリング打ち替え 防水工事
使用材料
外壁:アートフレッシュ 屋根:プレミアムルーフSi
名古屋市瑞穂区にて外壁と屋根の塗り替え工事をおこないました。バルコニー胴差モールにひび割れやボロボロになってきたので築年数から塗り替え工事を含めて検討されていました。
外壁は窯業系サイディングに艶消しのリシンが吹付されていました。
窯業系サイディングに艶消しのリシンが吹付塗装されてるのですが、チョーキングという塗膜の劣化も確認できました。
紫外線や雨風によってチョーキング現象が発生すると、塗膜表面が劣化してくるために塗り替えのひとつの目安になります。
建物調査では、シーリングの劣化状況や外壁材のひび割れ、コケや藻が発生して汚れていないかを確認します。屋根など高所においては屋根カメラなどを使用して調査をおこないます。
外壁の塗り替え工事で一番重要なのが費用と塗装の色になってくるかと思います。塗装の色を決める場合は3色ぐらい決めてもらい、使用する塗料でA4サイズの塗り板を作成しますが、ご要望があればカラーシュミレーションも作成いたします。
外壁の塗り替えには、現状のリシンが艶消しの塗装がされているので、塗り替えも仕上がりが艶消しになるエスケー化研のアートフレッシュを使用し、下塗りには水性ミラクシーラーエコのホワイトを使用しました
リシンは砂壁状になっているため、下塗り塗料のホワイトを使用することで塗り忘れを防ぎ、上塗り塗料が綺麗に仕上がります。ローラーの繋ぎ目が出やすいので塗り方にも注意が必要になります。
屋根の塗料に、下塗りにハイブリッドシーラーEPO、上塗りにはプレミアムルーフSiのRC-102チェスナットブラウンを使用しました。屋根材が無機系ガラス質コーティングされているグリシェイドグラッサのために下塗りのプライマーも専用のものにしました。
屋根の下塗りをたっぷり浸透させるように塗って、しっかりと乾燥させるために規定の工程間を守って、翌日以降に上塗りを2回塗りしていきます。上塗りを塗るときには隙間に塗料が入って密着させないように塗装をしないと、塗料で屋根材の隙間を埋めてしまい雨漏りにつながる可能性もあります。
屋根の上塗りが終わって、完全に乾いてから縁切りをおこなっていきます。タスペーサーという縁切り部材もありますが、こちらのお宅の屋根材が反りかえっている所が多く、タスペーサーを差し込んでも落ちてくる可能性があるために、屋根材がくっついている部分だけを皮スキを使用して縁切りをおこないました。
軒天にはエスケー化研の水性エコフレッシュ艶消しの25-90A、破風、シャッターボックス、胴差などはプレミアムNADシリコン3分艶の25-90Aを使用して塗装をおこないました。塗装前とは色合いを変えることで仕上がりもガラリと変わった建物になりました。
バルコニーの胴差モールにはガルバリウム鋼板で作った板金を被せました。元々の胴差モールは外壁と同じ窯業系の素材のため、紫外線や雨風にさらされてボロボロになってくると、塗装では一時的な補修になるので劣化の状況によっては板金でカバーすることがお勧めです。
記事内に記載されている金額は2023年08月07日時点での費用となります。
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