外壁塗装工事の外壁工事の塗装の見積依頼をいただき現地調査にお住まいの状況を見させていただきました。まず気になったのが外壁のサイディング同士のコーキングが剥がれていました。サイディングとコーキングの間に隙間があり防水効果を発揮していませんでした。雨漏りをしているところもあり早めの修復が必要な状況でした。外壁塗装より防水工事メインの工事をすることになりました。
施工内容
外壁塗装 シーリング打ち替え 外壁塗装、コーキング打ち替え工事
使用材料
パーフェクトトップ、UVプロテクトクリアー
西条市で外壁塗装工事を行いました。梅雨入りする直前に着工となったため雨で工事を中止しながら約1か月間の工事期間になりました。今回の外壁塗装は色を大胆に変えての塗り替えではなく防水を目的とした工事になりました。意匠サイディングにはプロテクトクリアー塗装、2階部分はパーフェクトトップを塗ることになりました。雨漏りをしているところもありコーキングや板金加工で雨漏りを止めることにしました。
ちょうど玄関の上側が雨漏り箇所になります。入り隅になっていて雨風の時によく雨漏りするみたいでした。本来であれば高圧を先に行ってからコーキングの打ち替えを行いますが雨漏りを止めることが先になってきますのでまずコーキングの打ち替えを行いました。
雨漏りしていないところでもコーキングの剥離が多くみられました。原因としては1.施工不良2.立地条件3.地震などの自然災害4.材料の不良などがあります。立地条件や自然災害はある程度は仕方ありません。でも、普通にサイディング施工、コーキングの施工をすればここまではならなかったのではないかと思っています。プライマー塗布、材料はシャープ化学の「シャーピーシール」を使用しました。
さて、外壁面の塗装ですが日本ペイントの「パーフェクトトップ」を使用するということで、下塗りには「パーフェクトサーフ」を使用しました。先に養生をしていき塗装をしていきます。1度塗りではしっかりとした厚みがつけれないので下塗りを2度塗りしました。ローラーでの施工になります。
中塗り、上塗り材は水性パーフェクトトップを使用しました。ラジカル制御型塗料ハイブリッド高耐候性塗料になります。ラジカル制御は紫外線による外壁面の塗料の劣化を防ぎチョーキングが起こらないようにしてくれます。
1階部分のレンガ調の意匠性のサイディングはそのままを残すためにクリアー塗装を行います。
UVプロテクトクリアーは高意匠のサイディングをそのまま残し保護するのが目的の塗料になります。なので古すぎたり傷がある場合にはお勧めはできません。新築から約10年で外壁がきれいな状態での使用がおすすめです。
クリアー塗装をしたところは最後にコーキングを打ち替えします。塗膜の汚染、剥離、伸縮割れなど不都合を起こすことがあるからです。
最終検査は写真のようにサッシに塗料が付着していたり、塗り忘れなどをしっかりと見て手直し塗装をするために行います。ご希望であればお施主様と足場に上がり見ていくこともしています。
今回の外壁塗装工事は外観をガラッと変えるような塗装工事ではなく、防水をメインとした塗装工事になりました。2階部分のサイディングはチョーキングを起こしていて白っぽくなっていました。しっかり洗浄して汚れを落として新しく塗料を塗ることではっきりとした色に戻りました。外壁塗装は塗料を塗ることによって防水性がアップし雨漏りを防いでくれます。それと美観もお住まいを美しく見せるために大事なことになります。今は塗料も高性能になり汚れにくくなったり、防水性がよかったりといろいろな用途で使い分けられています。外壁塗装をお考えの方は外壁塗装をする目的をしっかりとお伝えください。それに対しての提案をさせていただきます。
記事内に記載されている金額は2019年08月01日時点での費用となります。
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