鎌ケ谷市鎌ケ谷で築年数30年を経過したお客様の外壁塗装工事のご相談を頂きました。
外壁材に使用されている建材は金属サイディングとなります。
通常外壁塗装工事で多いのはモルタル外壁や窯業系サイディング、或いはALCと言った建材が多く見られます。
金属サイディングの場合、これらの建材に比べ耐久性の面で強いと言うイメージも有りますので、メンテナンスの機会もさほど多くはなりません。
しかしガルバリウム鋼板でもいずれは錆び症状を来たす事にもなりますので、或る程度の段階ではお手入れが必要となります。
今回も外壁表面にチョーキング症状も見られると共に、木材などの付帯部分にお傷みの症状も見られましたので、この機会に外壁とその他付帯部分の塗装工事を行わせて頂く事で進めて参ります。
ビフォーアフター
工事基本情報
施工内容
外壁塗装 部分塗装
使用材料
日本ペイント ファインシリコンフレッシュⅡ
築年数
約30年
施工期間
2週間
保証年数
施工保証5年
工事費用
税込1,000,000円
付帯部の中で、特に木製の戸袋は劣化の進行が顕著な状態です。
金属に比べると木材は劣化スピードも速く、ひいては腐食等により塗装が出来ない状況に至る可能性も有りますので、塗装施工が可能な内に早めのお手入れが必要となります。
ブロック塀も有り、こちらは汚れの付着、或いはクラック症状が確認出来ました。
トータル的にこのタイミングでの塗装メンテナンスでその状態維持を図る事がベストと御説明申し上げ、外壁その他付帯部の全塗装工事を行わせて頂く運びとなりました。
作業は高圧洗浄作業から始まります。
汚れはさほどでもありませんでしたが、先程の通り外壁表面のチョーキング症状が見られましたので、その辺りを踏まえてしっかりと洗浄していきます。
勿論戸袋等の付帯部の方も一緒に洗いますが、要は塗装対象となる物は全てにおいて洗浄をかけて参ります。
サイディングが縦張り式でその外壁の繋ぎ目にへこみが有り、先ずはその部分を一つ一つ刷毛取りで下塗り材を入れて参りました。
その上で外壁全体にローラーで下塗り塗料を入れて参ります。
使用する下塗り材はファインプライマーⅡ、錆びの拡大を抑制する機能を有している鉄部塗装に欠かせない下塗り塗料となります。
そして外壁に塗装する主剤塗料は日本ペイント製のファインシリコンフレッシュⅡとなります。
こちらは弱溶剤のシリコン塗料で、中塗り、上塗りの2工程を掛けて行く事で、しっかりとした強い塗膜の形成を行って参ります。
外壁以外の付帯部の塗装も同時に行わせて頂きます。
雨戸が複数有り、こちらは一旦レールから外して、ケレン等の下地処理から行わせて頂きました。
特に雨戸は凹凸が有りますので、刷毛取りで奥の方まで塗料を入れ込んでからローラーで全面を仕上げます。
塗布工程における基本的な流れとして、先ずは細かい部分の刷毛取りを行い、その後ローラーを使用して全体に塗装を掛けて作業を行います。
こちら庇鉄部の塗装作業となります。
雨戸、庇屋根等の鉄製部分に付いては今回の外壁塗装同様に、錆止め塗料の下塗りから主剤塗料による中塗り、上塗りで3工程の作業です。
破風板、雨樋の方も塗装させて頂きました。
その他にも木製の戸袋や軒天等と言った箇所も含めて建物に付帯する塗装対象箇所全体に塗装を行って仕上げて参りました。
最後に外構周りにあたるブロック塀の塗装で工事の仕上げとなります。
こちらは透湿性のあるパーフェクトトップを使用しての塗装作業で進めさせて頂きました。
全体の見直し、タッチアップによる手直しで工事の完了となります。
特にブロック塀はお傷みが進行していましたので、見違えるほど綺麗になった印象です。
足場の方の解体も終わり、無事お客様へのお引渡しとなりました。
今回、お客様のご要望から面ごとに色を変えてグレー系のND-013と白系のND-370ツートンカラーで塗装させて頂きました。
私たち街の外壁塗装やさんでは、様々な建材に応じた塗装工事提案と施工、加えてお客様のご要望に沿った色選び等、多岐に亘ってご対応させて頂いております。
皆様も是非お気軽にご相談頂けますと幸いです。
記事内に記載されている金額は2024年12月27日時点での費用となります。
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