流山市西初台にお住まいのお客様は、築15年が経過したことで、スレート屋根の塗装を検討されました。雨漏りは発生していませんが、必要であれば葺き替えも視野に入れているとの事です。
スレート屋根の調査を行い、塗装でメンテナンスできる状態であることを確認しましたので、今回は屋根塗装を実施する運びとなりました。日本ペイントが販売している遮熱塗料サーモアイシリーズの中で、最も耐久性・光沢維持性に優れたフッ素塗料を使用しました。それでは点検から工事の様子をご覧ください。
まずは屋根の調査へお伺いしました。現在、新型コロナウィルスが流行しておりますので、スタッフはマスクを着用してお客様のもとへお伺いしております。また、社内でも「オンラインを使用した会議」「マスク着用とアルコール消毒を徹底する」といった新型コロナウィルス対策を講じています。
スレート屋根は光沢が失われ、表面がざらついていました。セメントを主成分としたスレート自体に撥水機能は無く、表面を塗装することで、紫外線や雨水によるダメージを防いでいます。しかし、経年により、塗膜の保護機能が低下すると、表面はざらつき、雨水を吸収しやすくなってしまいます。
藻や苔は、湿気を含む凸凹した部分に繁殖しやすくなります。塗膜が劣化したスレートは表面がざらつき、雨水も吸収していますので、まさに繁殖しやすいのです！お客様邸のスレートにも、藻や苔の繁殖が見られました。このままではスレートの劣化を促進させてしまいますので、除去して塗替えましょう。
こちらは棟板金の様子です。一見、問題のないように見えますが、板金を固定している釘に浮きが見られました。棟板金の固定力が低下していますので、ビスで補強しましょう。私たち街の外壁塗装やさんでは、鉄製の釘よりも抜けにくい、ステンレス製のビスを使用しております。棟板金の釘は、経年とともに抜けやすくなりますので、飛散を予防する為にも、定期的に点検を受けましょう。
屋根を塗装するにあたり、足場を仮設し、塗料や洗浄の水が飛び散るのを防ぐ為に、メッシュシートを取り付けます。そのまま塗装しても塗料は密着しませんので、スレートの表面に付着した藻や苔などの汚れ、古い塗膜を洗い流し、しっかりと乾燥させます。洗浄した日に塗装することはできませんので、後日改めての作業となります。
充分に乾燥させたスレートの下塗りを行っていきます。今回、上塗り塗料にはサーモアイ4Fを使用しますので、サーモアイ専用のシーラー（下塗り材）で下塗りしました。サーモアイの上塗り塗料と合わせて使うことで、高い遮熱機能が期待できます。下塗り乾燥後、スレートの重なり部分にタスペーサーと呼ばれる縁切り部材を設置し、屋根に入り込む雨水の排水経路を確保します。
中塗りと上塗りを行っていきます。こちらは、サーモアイ4Fのクールニューワインです。とても上品で素敵な色ですよね！遮熱塗料を使用した塗装では、メリットがたくさんあることをご存じでしょうか？屋根への蓄熱を防ぐことで、熱によるダメージを軽減することができます。また、通常の塗料に比べて、塗膜の寿命も長いのが特徴です。屋根塗装を検討している方は、遮熱塗料を使用してみてはいかがでしょうか。
サーモアイ4Fでの屋根塗装が無事、竣工となりました。クールニューワインで、シックな印象の屋根に生まれ変わりました。サーモアイは全40種類のカラーバリエーションがありますので、お気に入りの色が見つかると思います。色選びに迷いましたら、カラーシミュレーションで仕上がりを確認するともできます。お気軽にご相談ください。
記事内に記載されている金額は2020年12月11日時点での費用となります。
街の外壁塗装やさんでは無料でのお見積りを承っておりますので、現在の詳細な費用をお求めの際はお気軽にお問い合わせください。
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